ポケモンGOには現在、172種類の技が登場しています。(内部データのみ存在する技含む)
数多くの技が存在していますが、中には特定の技に対して明らかに劣った技も存在し、プレイヤーたちの技ガチャを悩ませる要因の1つになっています。
今回はそんな「下位互換技」についてまとめました。
目次
ポケモンGOに存在する下位互換技!
下位互換とは?
「下位互換」とは、お互い同じ役割を持ちながら(取り替えがききながら)明らかに一方が劣る場合を言います。
例えば、以下の2つの技をご覧ください。
技 | タイプ | 威力 | CD | DCD | DPS | ゲージ |
---|---|---|---|---|---|---|
サイコキネシス | エスパー | 100 | 2.8 | 1.3 | 35.72 | |
みらいよち | エスパー | 120 | 2.7 | 1.4 | 44.45 |
「サイコキネシス」と「みらいよち」は、同じエスパータイプ、同じゲージ量という、同様の役割を持つ技です。
そして、各種技の性能を確認してみると、
- 威力は、「みらいよち」が「サイコキネシス」を20上回っている。
- CD(=発動時間)は、「みらいよち」は「サイコキネシス」より0.1秒早い。
以上の性能差から、基本的にダメージ効率は「みらいよち」のほうが有利な技なのは誰の目から見ても明らかですね。
一応、「サイコキネシス」はDCD(=発動からダメージが入るまでの時間)が「みらいよち」よりも0.1秒早い、といったメリットがあるため、この0.1秒を重視したい場合のみ「サイコキネシス」を採用する理由が成り立ちます。
(すべての項目で劣る技は完全下位互換と呼ばれます)
しかし、DCDは0.1秒の差で評価が変わるほど、ジムバトルで重要な要素ではありません。
これらの理由から、データからみる技の総合的な評価として「『サイコキネシス』は『みらいよち』の下位互換」と結論付けることができますね。
このように、ある技とある技を比較した時に、明らかに劣る技のことを下位互換技と呼んでいます。
下位互換技を覚えてしまうポケモンに注意!
ポケモンはゲージ技(わざ2)を3種類覚えますが、その3種類の技同士で比較した時に下位互換となる技を覚えてしまう場合があります。
今回は、進化形ポケモンが覚える恐れのある「下位互換技」を3つご紹介します。
「ヘドロウェーブ」と「ダストシュート」
技 | タイプ | 威力 | CD | DCD | DPS | ゲージ |
---|---|---|---|---|---|---|
ヘドロウェーブ | どく | 110 | 3.2 | 2 | 34.38 | |
ダストシュート | どく | 130 | 3.1 | 1.7 | 41.94 |
「ヘドロウェーブ」と「ダストシュート」両方を覚えるポケモン
アーボック | ベトベトン |
「ヘドロウェーブ」は、すべての技のデータで「ダストシュート」を下回っている完全下位互換の技です。
どくタイプの技自体、あまり使われることはありませんが、今後必要になった時のために覚えておきたいですね。
「サイコキネシス」と「みらいよち」
技 | タイプ | 威力 | CD | DCD | DPS | ゲージ |
---|---|---|---|---|---|---|
サイコキネシス | エスパー | 100 | 2.8 | 1.3 | 35.72 | |
みらいよち | エスパー | 120 | 2.7 | 1.4 | 44.45 |
「サイコキネシス」と「みらいよち」両方を覚えるポケモン
スリーパー | エーフィ |
最初に例に挙げた「サイコキネシス」と「みらいよち」は、両方覚えるポケモンが存在してしまいます。
特にエーフィはCPが高い実戦レベルのポケモンなので、是非「みらいよち」を当てたいですね。
「だいもんじ」と「オーバーヒート」
技 | タイプ | 威力 | CD | DCD | DPS | ゲージ |
---|---|---|---|---|---|---|
だいもんじ | ほのお | 140 | 4.2 | 3.1 | 33.34 | |
オーバーヒート | ほのお | 160 | 4 | 2.6 | 40 |
「だいもんじ」と「オーバーヒート」両方を覚えるポケモン
リザードン | ブースター | バクフーン |
「だいもんじ」も、「オーバーヒート」に対してすべての性能で劣っている完全下位互換技になります。
この2つの性能は、こちらのブースターの特集記事を見て頂くと分かる通り、かなりダメージ量に差が生まれてしまいます。
せめて発動時間でも上回ってくれたら・・・と思わざるを得ません。
いかがでしたか?
ナイアンティックには、明確なハズレになってしまう下位互換技が生まれないように調整をして頂きたいですね。
しかし、今後のアップデートによって、評価が見直される技になるかもしれないので、良い個体値のポケモンはアメにせず取っておきましょう!
こちらの記事も是非ご覧くださいね。