最新の情報に合わせて記事を更新しました。
今回は高難易度レイドボス、フーディンにソロプレイで勝つ攻略方法についてまとめてみました!
180秒という限られた時間の中で、どのポケモンが時間効率良くボスフーディンの体力を削っていけるのでしょうか。
レイドソロにおけるボスフーディンの攻略方法
レイドボスフーディンは、覚える技によって対策ポケモンが変わる
レイドボスフーディンは、使用してくる技によって対策の質が変わると言っても良いほど強力なポケモンになります。
ソロで挑む場合は、それぞれの技の性質を理解しておきましょう。
フーディンの覚える通常技
わざ | 威力 | 時間 | 発生 | EPS | DPS |
---|---|---|---|---|---|
6 | 0.6 | 0.37 | 13.34 | 10 | |
24 | 1.6 | 0.6 | 9.38 | 15 |
フーディンの覚えるゲージ技
わざ | 威力 | 時間 | 発生 | DPS |
---|---|---|---|---|
100 | 3 | 2.4 | 33.34 | |
144 | 2.7 | 1.4 | 53.34 | |
140 | 3.5 | 3 | 40 |
ねんりき
「ねんりき」は威力が高く、フーディンの攻撃力も相まって、1発あたりのダメージが非常に重たい技。
このフーディンと戦うことになったら「ハズレを引いた」と言いたくなるほど厄介な技になります。
ゲンガーは最大までレベルを上げても、「ねんりき」一発でHPの1/4以上を持っていかれるので、「ねんりき」フーディンはかなり厳しいバトルになります。
非常に痛い技になりますが、時間内に倒さなくてはいけないレイドバトルの性質上、通常技を回避をしている余裕はありません。
「効果はいまひとつだ…」に出来るポケモンを選出して、攻撃の手を緩めないようにしましょう。
現在、「効果はいまひとつだ…」には2種類の耐性があり、0.714倍と0.51倍に軽減できるものがありますが、「エスパー → 悪」への攻撃は後者になります。
後者の0.51倍の軽減が可能なタイプを「無効」と呼んだりもします。
あく | 効果はばつぐんだ!(1.4倍)→ | エスパー |
←効果はいまひとつだ…(0.51倍) |
※なお、複合タイプポケモンへの攻撃は様々な倍率の「効果はいまひとつだ…」が考えられます。⇒参考記事
悪タイプポケモンはエスパー技の軽減率が高いので、「ねんりき」フーディンの場合は、悪タイプのポケモンかつ高い攻撃力を持つバンギラスの採用が好ましいです。
サイコカッター
こちらは1発あたりのダメージ量が軽く、レイドバトルにおける「アタリ技」と呼べます。
どのポケモンも攻撃に回れる余裕が生まれるので、高い攻撃力を持ったゲンガーの採用がオススメです。
シャドーボール
ゴーストタイプの大技ですが、悪タイプポケモンで軽減できます。
そのため、エスパー技に対する悪タイプポケモンの対策をそのまま生かすことが出来ます。
ただし「シャドーボール」は割と連発してくるので技なので、耐久力の低いポケモンの場合はかなり痛いダメージになります。
幸い発動から発射までに猶予のある技なので、「シャドーボール」の発射の気配に早く気付いた時は回避してみましょう。
みらいよち
エスパーの最強技で、フーディンの放つ技の中でも最も威力のある技になります。
しかし通常技はエスパータイプの技で固定なので、通常技の対策がそのまま流用できる技でもあります。
「ねんりき」対策と同様に、悪タイプのポケモンで挑めば軽減できる上に発動頻度も少ないため、3つの技の中では楽な部類です。
きあいだま
フーディンのソロレイド難易度を高めている悪魔の技。
この格闘タイプの技は、悪タイプの弱点を突けるため、前述のフーディンの弱点を補う厄介な技です。
威力も高く、現在はどの悪タイプポケモンも「きあいだま」を回避し損ねたらほぼ即死します。
レイドバトルの攻撃は集中線が出ないため、攻撃のタイミングが分かりづらく、回避そのものがし辛いです。
ゲンガーは格闘タイプの技の軽減率が高く、この「きあいだま」を大得意とするポケモンなので、「サイコカッター/きあいだま」のフーディンなら積極的に選出したいところです。
ねんりき/きあいだまフーディンは厄介極まりない
エスパー×格闘の組み合わせは多くのポケモンに対応できるタイプ構成なので、この2つのタイプを「効果は今ひとつ」で受けられるポケモンはほとんどいません。
(ネイティオ、ルギアはこの2タイプを「いまひとつ」で受けられますが、攻撃能力が低いので採用候補には上がりません。)
「きあいだま」を今ひとつに出来る上、フーディンの弱点を突けるゲンガー、ジュペッタは、そもそもの耐久力が低く「ねんりき」4~5発で倒されます。
フーディン対策の最有力候補のバンギラスは、どれだけレベルを上げても「きあいだま」でほぼワンパン。
つまり「きあいだま」に強いポケモンは「ねんりき」に弱く、「ねんりき」に強いポケモンは「きあいだま」に弱いポケモンが多いため、対策が困難な技構成です。
後述するフーディンの放つゲージ技のモーションを見極めて、回避の成功回数を増やすことが、「ねんりき/きあいだま」攻略の鍵になります。
オススメポケモン一覧
対レイドフーディンのオススメポケモンと、レイドフーディンの技に対する被ダメージ(レベル40基準)をまとめてみました。
参考 カウンターリスト
バンギラス
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
バンギラス | A | A+ | |
【バンギラスの被ダメージ】 |
バンギラスは、最も攻撃力が高く、最も耐久力の高い悪タイプのポケモンです。
フーディンの放つ技の4/5は「効果はいまひとつだ…」に抑えることが出来るので、場持ちも良いポケモンなります。
「きあいだま」はバンギラスの弱点を突く手痛い技ですが、回避に成功したら25%程度のダメージにまで抑えることが出来ます。
逆に回避に失敗したらほぼ即死なので、そこは腕が問われる場面になりますね。
バンギラスを複数手に入れるのは敷居が高いですが、フーディンに限らず幅広く活躍が期待できるポケモンになるので、集めておいて損はないですよ。
技構成は「かみつく/かみくだく」のバンギラスを採用しましょう。
ミュウツー
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
ミュウツー | A | B+ | |
【ミュウツーの被ダメージ】 |
ミュウツーはエスパータイプでありながら、フーディンの弱点を突けるゴーストタイプの技、「シャドーボール」を覚えます。
かつミュウツーは、エスパータイプの技とかくとうタイプの技を「0.714倍」に軽減できる耐性を持っているので、「みらいよち」「きあいだま」のどちらのゲージ技も一撃は耐えることが出来るのがメリットです。
「サイコカッター」でひたすらゲージを溜めて「シャドーボール」で大きなダメージを与える戦法が主になります。
回避を多く成功させて「シャドーボール」を沢山打てた分、勝利がグッと近づきます。
ミュウツーを持っている方で、フーディンソロレイドが苦手な方は是非育成してみてはいかがでしょうか。
ヘルガー
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
ヘルガー | B+ | B | |
【ヘルガーの被ダメージ】 |
ヘルガーは、バンギラスに次ぐ能力を持つ悪タイプのポケモンです。
耐久力は心もとないですが、悪タイプの強力なエスパー耐性により十分「みらいよち」に耐えるパワーがあります。
ゲンガー
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
ゲンガー | S | C | |
【ゲンガーの被ダメージ】 |
ゲンガーは攻撃力ならバンギラスをも凌ぐ逸材です。
「きあいだま」に対する耐性があり、「サイコカッター/きあいだま」のフーディンならゲンガーの生存時間が長く攻撃に多くの時間を割くことが出来ます。
「シャドーボール」または「みらいよち」は回避しないと即死なので、これらのフーディンと戦う場合は回避必須です。
いずれにせよ、ゲンガーの選出は「サイコカッター」だった場合に絞りましょう。
「ねんりき」は1発でゲンガーのHPの1/4を削るため、とても勝負になりません。
ハッサム
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
ハッサム | B+ | C+ | |
【ハッサムの被ダメージ】 |
ハッサムは鋼タイプを持ち、エスパー技に対して耐性を持っていますが、HPが低いため過信は禁物です。
フーディンの弱点である虫タイプの技を覚えるため、対策ポケモンとしては十分候補に挙がります。
ハッサムは発動時間が短い「れんぞくぎり」「シザークロス」がメインで戦うため、回避行動が取りやすいのがメリット。
一方でこれらの技は、ダメージを維持するために延々とタップをする必要があり、集中力が試されるポケモンと言えそうです。
カイロス
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
カイロス | B+ | C | |
【カイロスの被ダメージ】 |
カイロスはハッサムと同じく虫技が得意なポケモンなので、フーディンへの有効なアタッカーになります。
「きあいだま」に耐性があり、回避なしでも「きあいだま」を一発耐えられるのが優秀な点です。
また通常技の「むしくい」の性能が良いため、ハッサムよりも早いペースでダメージを与えることが可能なポケモンです。
ジュペッタ
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
ジュペッタ | A | C | |
【ジュペッタの被ダメージ】 |
新戦力のジュペッタも、対フーディンに対してパワーを発揮します。
ゴーストタイプの中でもゲンガーに次ぐ攻撃力を持ち、さらにフーディンの中で最も厄介な「きあいだま」に耐性があります。
またゲンガーと違い毒タイプを持たないため、ジュペッタはゲンガーよりも「ねんりき」を1発多く耐えられます。
(それでも「ねんりき」持ちと戦うのは厳しいですが…)
「きあいだま」フーディンには積極的に選出しても問題ないポケモンです。
レックウザ
ポケモン | 対策技構成 | 攻撃力 | 持久力 |
---|---|---|---|
レックウザ | B+ | C+ | |
【レックウザの被ダメージ】 |
挙げたポケモンの中では唯一、フーディンの弱点を突けないポケモン。
しかしレックウザ持ち前の攻撃力によって、フーディンソロレイド突破圏内のDPS(ダメージ効率)をたたき出すことが出来ます。
また、「きあいだま」を確実に一発耐えられる耐性を持っている点も見逃せません。
天候が風の場合はドラゴン技にブーストがかかるため、さらに早いスピードでフーディンのHPを削ることが可能です。
自動選出メンバーで、フーディンの技構成を予想しよう
前述の通り、フーディンを対策するにあたって、フーディンの技構成を事前に知っておくことがとても重要です。
特に「きあいだま」の有無は最も確認したい部分になります。
確認する際は、レイドバトルに入場した時に自動選出に選ばれるメンバーを見てみましょう。
レイドボスポケモンの持つ技に対して耐性を持ったポケモンが自動選出に選ばれやすく、「きあいだま」フーディンは格闘タイプに強い「ゴースト」「エスパー」「どく」「ひこう」タイプが優先されがちです。
以下の画像は、実際に「きあいだま」フーディンと戦った時に選ばれた6匹になります。
フーディンのゲージ技発動の見極め方
ゲージ技の回避成功率が高くないと、ソロでの攻略は厳しいです。
レイドバトルでは集中戦がなくなり回避タイミングを掴むのが難しいですが、フーディンのモーションである程度の判断ができます。
通常技 | ゲージ技 |
---|---|
足ごと浮き上がる攻撃がフーディンのゲージ技になります。
幸い、モーション開始から回避タイミングまでにある程度猶予のある攻撃ばかりなので、フーディンの動きである程度回避タイミングを予測しておきましょう。
先ほど紹介させて頂きましたPGO saverさんの動画には、フーディンの「みらいよち」の回避タイミングについて解説があるので是非併せてご確認ください。
いかがでしたか?
レイドボスのフーディンは特に難易度が高いので、事前にフーディンの覚える技を知っておきましょう。
こちらの記事では、ポケモンGOプレイヤーによる、実際にフーディンをソロで攻略した編成についてまとめましたので、是非ご確認ください。
フーディンの基本情報、覚える技、対策ポケモン、個体値計算
フーディンの基本情報(種族値、弱点、耐性、進化の流れ、入手方法、相棒距離、捕獲率、逃走率)、覚える技、対策ポケモン、個体値計算は、図鑑に詳しくまとめてあります。ぜひ、ご活用ください。
フーディン |
カウンターリスト|対策ポケモン&レイドボス攻略
ポケモンGOの対策ポケモンを抽出するツールです。
対策したいポケモンを選んで、「計算する」のボタンを押すだけ!
- 技構成
- 天候
などの条件を設定したり、
- 未実装のポケモン
を候補に含めて計算することもできます。
ぜひ、ご活用ください。
コメント
ルージュラも技によっては無理だったが
こいつも無理だ。こちらのほうがさらに厳しいかもしれない。
回避なしで安定して倒すには結局38以上の3体が必要なのだろうか
今回のお話も正確には理解出来ませんでしたが、タイプを考えないといけないことだけは分かりました。素朴な疑問ですが、タイプが合えば、CP3000げきりんカイリューよりCP2000ゲンガーやハッサムの方が強いのですか?タイプ一致ならCPに換算してどれくらいの差をカバーするのでしょうか?
かなり大雑把ですが、弱点を突いた時に上がる威力は1.4倍なので、CPも1.4倍計算すると分かりやすいかもしれません。
CP2000ハッサム→CP2800ハッサム
実際は多くの有象無象ポケモンで弱点を突くより、カイリューに「げきりん」させたほうが強かったりするケースも多いです。
ただ今回のケースのようにレイドフーディンに1人で倒すケースを考えると、高い能力を持ったカイリューでも物足りなくなります。
カイリューよりも高い攻撃力を求められるポケモンとして、エスパーに弱点を突けるゲンガーやハッサムが必要とされる、という訳です。
しかし実際はこれらのポケモンはカイリューよりも耐久力がないため、実戦ではそれを補うために「回避」行動が必要となるでしょう。
ポケモンのタイプ相性の組み合わせはかなり複雑なので、ゆっくり少しずつ知識を増やしていくのが疲れなくてよいですよ。
ありがとうございました。とても良く分かりました。
年寄りなりに頑張ってCP3500以上のかみくだくバンギラスとげきりんカイリューを3匹づつ用意出来ました。この6匹で組んだバトルパーティに「最強」と名付け、ジムはもちろん、レイドもこのパーティで回避もせずにガリガリとノーガードの打ち合いを楽しんでいました。
「ゆっくり少しずつ知識を増やしていくのが疲れなくてよいですよ。」と優しく諭して頂き感激です。よろしければお名前を・・・・・。いや、それはいいか。
また教えて下さいね。
うーん。全種類のフーディンソロで勝利したけど、
このお勧めポケモンのバンギラスが過大評価、
カイロスが過少評価なんだよなぁ。
あと、カイロス、フーディン、ミュウツー、ヘルガーの方が削りスピードが
技によってはバンギラスより早いんだよなぁ。
フーディンを仮想ミュウツーとして頑張ってます。気合いだまがまだ倒せない。もう少しだから頑張るぞ!でも招待状きぃへんからくさるわ!
永久保存版にします。フーディンだけでなくソロレイド全般に生かせる考え方をたくさん学べました。
こちらのサイトのことは周りのポケモンGO仲間にもいつも紹介しています。
>現在、「効果はいまひとつだ…」には2種類の耐性があり、
ゲンガーのかくとう耐性のように無効+いまひとつで0.364倍の組み合わせもありますね。
「効果はいまひとつだ…」は3種類の倍率かな?いっそのこと倍率表示して欲しいですねぇ
コメントありがとうございます。
「効果は今ひとつだ…」は、単タイプポケモンへの攻撃は0.714倍と0.51倍の2種類ですが、
複合タイプポケモンに攻撃した場合は、おっしゃる通り様々な倍率の「効果はいまひとつだ…」が考えられますね。
こちらの記事に、6種類の「効果は今ひとつだ…」についてまとめてありますので、ぜひご覧ください。
https://pokemongo-get.com/pokego01076/