圧倒的な人気を誇り、ジムでも頻繁に見かけるカイリュー。
技のアップデート後も、「ドラゴンテール/げきりん」のカイリューが最強と話題になるなど、根強い人気ですね。
しかし今、カイリュー対策のポケモンとして、「じゃれつく」を覚えたドンファンが人気急上昇中なんです!
カイリュー対策だけでなく、覚える技のタイプの豊富さから、ジムで大活躍するポケモンとして話題になっているドンファン。
こちらでは、海外の情報を中心に、ドンファンのステータス、メリットとデメリット、対カイリュー戦での活躍ぶりを、詳しく紹介していきます!
もくじ
ドンファンのステータス
ドンファンは、金銀世代のポケモンであるゴマゾウの進化系です。
ゴマゾウのアメを50個集めて進化させることで、ドンファンを手に入れることが可能です。
見た目が既に強そうなドンファンですが、実はかなりの高スペックを持つポケモンなんです!
まずはドンファンはどんなポケモンなのか、紹介していきます。
ドンファン | |
最大CP | 3022 |
HP | |
攻撃 | |
防御 | |
平均 / 合計 |
- 最大CPが3022と高い。
- 攻撃214、防御214と高スペック。
- じめんタイプのポケモンなので、でんき、ほのお、いわ、はがねタイプに抜群を取れる。
- 逆にくさ、みず、こおりタイプには弱い。
- ドンファンはでんきタイプに耐性があるが、逆にひこうタイプに対して「効果はいまひとつ」になる。
- また面白いことに、ドンファンはじめんタイプのほかにも、色々なタイプの技を覚える(通常技では、たいあたりはノーマル、カウンターはかくとう、ゲージ技では、ヘビーボンバーははがね、じゃれつくはフェアリー)。
ドンファンの魅力は、何といっても覚える技のタイプの豊富さにあります。
まずはドンファンの覚える技をおさらいしていきましょう。
ドンファンの通常わざ
名前 | タイプ | 威力 | CD | DPS | EPS |
---|---|---|---|---|---|
たいあたり | ノーマル | 5 | 0.5 | 10 | 10 |
カウンター | かくとう | 12 | 0.9 | 13.34 | 8.89 |
ドンファンのゲージわざ
名前 | タイプ | 威力 | CD | DPS |
---|---|---|---|---|
ヘビーボンバー | はがね | 70 | 2.1 | 33.34 |
じゃれつく | フェアリー | 90 | 2.9 | 31.04 |
じしん | じめん | 120 | 3.6 | 33.34 |
ゲージ技のタイプが、はがね、フェアリー、じめんと豊富なドンファン。
対戦相手によって、弱点を突ける技を覚えたドンファンを、使い分けるのがいいかもしれませんね。
ジムでドンファンを使うメリットとデメリット
では実際にドンファンをジム戦で使う時、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
ジム戦でドンファンを使うメリット
ドンファンをアタッカー(攻撃側)として使う場合
- ドンファンは弱点を突かれなければ、攻撃を受けても2~4回戦は使える。
- 攻撃を避ける動きが非常に速いので、ほとんどの攻撃を避けて通常わざで攻め込むことができる。
- 通常技(たいあたり・カウンター)のクールダウンが短いので、ダメージを与えつつゲージを溜めやすい。
- 攻撃の種族値が高いので、威力の高いゲージ技がより強力になる。
ドンファンをディフェンダー(防衛側)として使う場合
- 最大CPが高いので、ジム防衛ポケモンとしても活躍する。
- 防御の種族値が高いので、タイプ一致を取られなければ、タイムアウトまでバトルを持ち込むことができる。
- 最適技のドンファンなら、受けるダメージも少なく、ゲージ技の発動率が上がる。
ジム戦でドンファンを使うデメリット
続いてドンファンをジム戦で使うデメリットです。
- 攻撃と防御に優れているが、HPの種族値が低い。
- みずタイプに弱いので、防衛側にシャワーズとギャラドスなどが配置されている場合は使わない方がいい。
このように、ドンファンは非常にメリットの多いポケモンです。
特筆すべきデメリットは、ジム人気ポケモンであるシャワーズやギャラドスなどのみずタイプに弱いところ。
オールラウンダーではないので、相手ポケモンによって使い分けるのがいいでしょう。
参考 POKEMON GO HUB “Donphan guide: Max CP, moves, stats and spawn locations”
で、結局ドンファンはカイリュー対策に使えるの?
さて、ここまでは海外情報を日本語版でお伝えしてきましたが、皆さんが気になるのは「ドンファンは実践で何キラーとして使えるの?」という点ではないでしょうか。
結論から言うと、ドンファンはカイリュー対策として非常に使えるポケモンです。
まずは、こちらの表を見てみましょう。
ドンファンのゲージ技「じゃれつく」は、カイリューの弱点でもあるフェアリータイプなので、カイリューに抜群のダメージを与えることができることが分かります。
続いて、ドンファンの最適技構成を見てみましょう。
順位 | 通常技 | ゲージ技 | コンボDPS |
---|---|---|---|
1 | カウンター | じしん | 20.21 |
2 | カウンター | じゃれつく | 19.36 |
3 | カウンター | ヘビーボンバー | 18.78 |
4 | たいあたり | じしん | 18.39 |
5 | たいあたり | じゃれつく | 17.73 |
6 | たいあたり | ヘビーボンバー | 16.91 |
コンボDPSで見ると、ドンファンの最適技構成は「カウンター/じしん」です。
しかし、最適技ランキングで上位のゲージ技であるじしんは、カイリューが耐性を持っているため、発動が遅いにも関わらずダメージ威力が下がってしまいます。
またヘビーボンバーは等倍ですが、ダメージの低さが気になります。
ということで、対カイリュー用兵器ドンファンの最適ゲージ技は「じゃれつく」と言えるでしょう。
ここからは、ドンファンvsカイリューのジム戦を、ポケマピのジムバトルシミュレーターで見ていきましょう。
ドンファン(カウンター/じゃれつく)対カイリュー(りゅうのいぶき/ドラゴンクロー)
まずは、カウンターとじゃれつくを覚えたドンファンと、絶滅種ながら圧倒的な人気を誇る「胃袋」カイリューの対戦です。
今回は、両者とも個体値100%、ドンファンはカイリューのゲージ技のみ回避するという条件で、シミュレーションしました。
その結果……。
ドンファンの勝利です!
カイリューがりゅうのいぶきでドンファンに与えるダメージが5、対してドンファンがカウンターでカイリューに与えるダメージは6と、やや有利です。
さらに、抜群を取れるじゃれつくで一気に60ダメージを与えられるので、カイリューをカンタンに倒すことが可能!
ちなみに同じ条件であれば、ドンファン(カウンター/じゃれつく)はカイリュー(りゅうのいぶき/ドラゴンクロー)のゲージ技を避けなくても、勝利することができます。
ドンファンの勝利!
また、ドンファンの通常技がたいあたりでも、ゲージ技の回避の有無を問わず、胃袋カイリューに勝利できます。
たいあたりとカウンターでは、たいあたりの方がスピードは速くなりますが、ダメージ出力とバトル終了時のHPを考慮すると、カウンターが有利になります。
胃袋カイリューに対しては、通常技は好みで選んでいいかもしれませんね。
ドンファン(カウンター/じゃれつく)対カイリュー(ドラゴンテール/げきりん)
続いて、技修正アップデート後に最強となった、ドラゴンテールとげきりんを覚えたカイリューと対戦してみましょう!
条件は先ほどと同じく、両者とも個体値100%、ドンファンはカイリューのゲージ技のみ回避するというものです。
ドンファンの勝利です。
ただし、カウンターのダメージが6なのに比べて、ドラゴンテールのダメージは12と、ドンファンの劣勢。
通常わざ、ゲージ技ともに回避しない場合、ドンファンの負けとなります。
そのため、ゲージ技は完全回避、通常わざもできるだけ回避する戦術が望ましいでしょう。
まとめ:カイリュー対策には「じゃれつく」ドンファンがオススメ
いかがでしたか?
検証の結果、「じゃれつく」のドンファンがカイリュー対策に非常に使えることが判明しました。
ちなみにシミュレーションの中では、「カウンター or たいあたり/じゃれつく」のドンファンは、ゲージ技さえ回避すれば、どんな技構成のカイリューにも勝利するという驚きの結果が出ました!
圧倒的な強さを誇るドンファン、是非ジム戦で使ってみて欲しいところです!
……ですが皆さんお気づきの通り、ドンファンの進化前ポケモン、ゴマゾウは巣を持たないポケモンのため、ゲットするのが非常に困難です。
タマゴ孵化出て入れたり、野性で遭遇したらパイルのみを使ってアメを倍増させたりと、できるだけチャンスを逃さないようにしましょう!