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トレーナーバトル予想!低CP(低PL)で高個体値のポケモンが輝くのか…?
先日実装予定が告知された「トレーナーバトル(GOバトル)」。
いよいよ、日本時間2018年12月4日23時が「正式発表」だと明かされました。
まもなく登場予定の対戦機能「トレーナーバトル」の新情報が入りました!
トレーナーの皆さん、心の準備はできていますか? #GOバトル pic.twitter.com/3Eqkzmi7Jw— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年12月3日
対戦機能「トレーナーバトル」の正式発表まであと12時間。皆さんの熱気が「ブーバーン」のようにメラメラと燃えているのを感じます? #GOバトル
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年12月4日
「CP制限による3リーグ制」という情報が先行したため、最終進化形のCPが1500以下となるポケモンの確保を急いだ方も多いのでは。
進化形、最終進化形のそれぞれの時点でのCPは、ポケマピの「個体値計算ツール」などで調べることができるので、ぜひご活用ください。
使い方の記事はこちらです。
▼トレーナーバトル(GOバトル)のCP調整に「個体値計算ツール」と「CP自動計算機」
個体値は重要なのか?
トレーナーバトルの仕様が不明なので、現環境を前提に考えると、ということになりますが、一番「低CP」同士の戦いとなるスーパーリーグ(参加資格:CP1500以下)で活躍させたいポケモンを考える時、「個体値」はどこまで重要になるのでしょうか?
現環境を前提とした場合の結論としては、
- 「最大強化した際の最低CP(=個体値0%のポケモンが、ポケモンレベル40のときのCP)がCP1500以上なら、個体値100%でも個体値0%でも大差ない」
- 「技1の与ダメージ値が+1となるブレークポイントを超える場合、差が出る」
ということになります。
以下で詳しくご紹介していきます。
CP1500以下での対戦をダメージ計算機で検証
CP1500以下での対戦を、ポケマピのツール「ダメージ計算機」で検証してみます。
対戦相手をラッキー(PL40 個体値100%)として検証
対戦相手をラッキー(PL40 個体値100%)として検証します。
技構成については、アタッカーとしての使用を想定して、「コンボDPS」で1位となる技構成を採用します。
※「コンボDPS」についての詳細やランキング情報は、こちらの記事からご確認いただけます。
▼最新の全ポケモン最適技構成一覧!第四世代対応版【コンボDPS】
個体値100%のカイリキーAとラッキーの対戦
カイリキー
CP | HP | 攻撃 | 防御 |
---|---|---|---|
1484 | 122 | 137.15… | 95.84… |
技 | タイプ一致 | タイプ相性 | ダメージ |
---|---|---|---|
バレットパンチ (0.9秒) | × | 等倍 | 6 |
カウンター (0.9秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 13(3) |
からてチョップ* (0.8秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 9 |
インファイト (2.3秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 102 |
ストーンエッジ* (2.3秒) | × | 等倍 | 61 |
ヘビーボンバー (2.1秒) | × | 等倍 | 43 |
ばくれつパンチ (2.7秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 92(23) |
クロスチョップ* (1.5秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 51 |
じごくぐるま* (2.2秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 62 |
個体値0%のカイリキーBとラッキーの対戦
カイリキー
CP | HP | 攻撃 | 防御 |
---|---|---|---|
1477 | 122 | 138.03… | 93.79… |
技 | タイプ一致 | タイプ相性 | ダメージ |
---|---|---|---|
バレットパンチ (0.9秒) | × | 等倍 | 6 |
カウンター (0.9秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 13(3) |
からてチョップ* (0.8秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 9 |
インファイト (2.3秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 103 |
ストーンエッジ* (2.3秒) | × | 等倍 | 62 |
ヘビーボンバー (2.1秒) | × | 等倍 | 43 |
ばくれつパンチ (2.7秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 93(23) |
クロスチョップ* (1.5秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 52 |
じごくぐるま* (2.2秒) | 〇 | ばつぐん (1.4倍) | 62 |
「カイリキーA対ラッキー」、「カイリキーB対ラッキー」の対戦結果まとめ
個体値100%のカイリキーも個体値0%のカイリキーも、対戦相手のラッキーとのダメージ交換に大差はありません。
仮に、カイリキーの技構成が「カウンター×インファイト」などの異なる技構成であったとしても「ダメージ交換に大差ない」ということについては変わりません。
このことから、この条件での検証の場合、個体値の優劣によって、技構成の優劣(=コンボDPSの値)が覆るような変化はしないと言えます。
ひとつ差があるとすれば、個体値に優れたカイリキーのほうが、低ポケモンレベルのときに戦力として仕上がるので、「育成コストが少なくて済む」という点が違いになりますが、その差は「ほしのすな11300、アメ10の節約」程度の差に留まります(=低CP時の育成コストはもともとが低いため、大きな差が生じにくいです)。
最大CPがCP1500以下のポケモンだとどうなる?
個体値100%でポケモンレベル40のポケモンのCP(=最大CP)が、「CP1500以下」のポケモンだとどうなるかを検証してみます。
対戦相手はさきほど同様、個体値100%でポケモンレベル40のラッキー。
選出ポケモンには、最大CPが1431で、カイリキーと同じく「カウンター×ばくれつパンチ」の技構成を覚えることができるチャーレムを選びました。
個体値100%のチャーレムAとラッキーの対戦
個体値0%のチャーレムBとラッキーの対戦
「チャーレムA対ラッキー」、「チャーレムB対ラッキー」の対戦結果まとめ
かくとうタイプポケモンの最強格技構成「カウンター×ばくれつパンチ」を覚えることができ、かつ、ポケモンレベル40まで最大強化をしてもCP1500を超えないポケモンとして「チャーレム」を選出アタッカーとして採用し、対戦相手のラッキーのステータスはカイリキーのときと同じとして計算をしてみた結果、
- ポケモンレベル40で個体値100%のチャーレムはCP1431
- ポケモンレベル40で個体値0%のチャーレムはCP1159
と最大強化時のCP値が大きく異なり、ダメージ交換の値もCPに見合ったものとなりました。
そして、チャーレムがラッキーから受ける被ダメージの値は、さきほどの検証で確認したポケモンレベル17や19.5のカイリキーに比べてポケモンレベル40に見合った軽減ぶりとなっているものの、与ダメージはさきほどの検証で確認したポケモンレベル17や19.5のカイリキーよりも大きく劣るという結果にもなりました。
検証結果まとめ
上記検証の結果、現仕様のままのダメージ交換となる場合、
- 制限CPが最大CP以下のポケモンの場合、個体値の優劣はレベル上昇によって「無いもの」とできる
- 制限CPが最大CPを超えるポケモンの場合、最大強化時に個体値の差が能力の差となって現れる
ということがわかりました。
トレーナーバトルの仕様が不明なので、確定情報とはなりませんが、
と言えそうです。
検証結果のままなら、制限CP1500以下のスーパーリーグでは、「CP1500以下の、『バレットパンチ×コメットパンチ』のメタグロス」などが活躍しそうです。
トレーナーバトルの仕様がどんなものになるのか…?
本日23時を楽しみに待ちましょう!
新情報はこちらの記事にまとめられていきます。
「コンボDPSランキング」もあわせて、ご活用ください!
コメント
種族値が低くてもわざが優秀な個体が有利になるってことじゃないだろうか
個体値は各種族のポケモンの能力の偏りを作るのに寄与する概念になるだろう
個体値だけで比較は無意味。
もろもろの計算式では種族値+個体値を使うんだから値もさることながら比率も意識しないと。
種族値が高ければ個体値の寄与率は下がるだろ。逆なら上がる。
しかし、CP上限設定で今まで考慮外だったポケモンがホントに使い物になるかねぇ?
そろそろ本腰いれて再計算が必要だな。
CPが同じ水準なら低個体値高レベル と 高個体値低レベル に 大差ないはず
比較するなら同CP水準レベルで個体値が F00 と 599 とか 0FF を比較するべきでしょう。
天候が効く場合は微差が無視できなくなるはず。そのぎりぎりを検証したいところですね
ただ、技構成の優劣があまりにも大きく影響するので、採用率断然一位が確実視されるバレコメグロスにどう対処するか、エンテイLV16くらいを確保できていると有利に働きそうですね
cp1500直前まで強化した15‐0‐0と15‐15‐15のカイリキーを比較しないと意味ないのでは
私も気になっていました。