今回はホウオウのオススメ技について考えてみました!
ホウオウ |
ホウオウはルギア、ミュウツーに並ぶ、原作では「禁止伝説級」と呼ばれる格のポケモンですが、ポケモンGOではどうでしょうか。
目次
ホウオウのオススメ技まとめ
まずはホウオウの種族値について確認してみましょう。
ホウオウの種族値
最大CP | 3889 | 2位 |
---|---|---|
HP | 193 | 23位 |
攻撃 | 239 | 12位 |
防御 | 274 | 6位 |
最大CPはミュウツーに次ぐトップ2、そして攻撃、防御が非常に高く、攻守に秀でたポケモンになっています。
ミュウツーは攻撃力に突出していますが、ホウオウはそれに対してやや防御よりのポケモンです。
既にファイヤー、エンテイといったポケモンが登場しているため、伝説の炎タイプポケモンはこれで3匹目。
ポケモン | CP | HP | 攻撃 | 防御 |
---|---|---|---|---|
3272 | 180 | 251 | 184 | |
3377 | 230 | 235 | 176 | |
3889 | 193 | 239 | 274 |
耐久力はホウオウがトップクラスですが、攻撃種族値では他2匹の差がありません。
この差はホウオウの覚える技で明確になりそうです。
ホウオウの覚える技
ホウオウのわざ1(通常技)
わざ | 威力 | 時間 | 発生 | EPS | DPS |
---|---|---|---|---|---|
11 | 0.8 | 0.5 | 7.5 | 13.75 | |
12 | 1.1 | 0.85 | 10.91 | 10.91 |
ホウオウのわざ2(ゲージ技)
わざ | 威力 | 時間 | 発生 | DPS |
---|---|---|---|---|
108 | 2 | 1 | 54 | |
168 | 4.2 | 3.1 | 40 | |
180 | 4.9 | 2.7 | 36.74 |
なんとホウオウは、通常技に「ほのお」技も「ひこう」技も覚えることが出来ません。
(こんな伝説ポケモンどっかで見たような…)
つまり威力が1.2倍になる「タイプ一致ボーナス」が適用されないため、その時点で攻撃力はファイヤー、エンテイに遅れを取っています。
ホウオウがファイヤー、エンテイと比較してもっとも残念な点と言えそうです。
さらにゲージ技は「だいもんじ」「ブレイブバード」「ソーラービーム」ですが、それぞれの技の評価も良くありません。
だいもんじ
「だいもんじ」は技単体の性能として悪くないのですが、ファイヤー、エンテイはさらに上位の大技「オーバーヒート」を覚えます。
「だいもんじ」は「オーバーヒート」に優っている点が皆無なので、さらに攻撃面で評価が下がります。
ブレイブバード
では飛行タイプ技の「ブレイブバード」はどうか。
実は「ブレイブバード」はすべての技の中で、技単体のDPS(1秒当たりのダメージ量)が最も高いゲージ技となっています。
ファイヤー、エンテイは飛行タイプの技は覚えませんので、差別化にはなっています。
しかしこの「ブレイブバード」は「1本ゲージ技である」点と、「威力が僅か90しかない」点で、決して性能が良い技とは言えません。
「ブレイブバード」を放つためにゲージをMAX(100)まで溜める必要があり、溜めるまでの時間の長さがネックになります。
そして溜めた結果が威力90の技なので、費用対効果が悪い技です。
つまり「ブレイブバード」は、放つ一瞬のDPSは高くても、バトル全体のDPSで考えると低くなる傾向にあります。
2本ゲージ技で50溜めれば放てる上に、威力は同じ90となっているライコウの「ワイルドボルト」は、改めて性能が良い技だと考えさせられます。
ライコウ |
ソーラービーム
「ソーラービーム」は言わずと知れた草技の切り札で、この技を覚えたナッシーを愛用している方も多いでしょう。
しかしホウオウが「ソーラービーム」を使ってもタイプ一致ボーナスが付きませんので、火力は他の草タイプポケモンに劣ります。
そもそも「ソーラービーム」で弱点を突けるタイプ(岩、水、地面)のポケモンとは、ホウオウはあまり戦いたくありません。
岩タイプ、水タイプのポケモンは、ホウオウの弱点である岩技、水技を抱えている可能性が高いため、お互いが弱点を突き合う図になります。
このように、ホウオウの覚える技のラインナップな微妙すぎるため、ファイヤーやエンテイと比べると役割が見えてこないポケモンとなっています。
とはいえ攻撃力自体は高く、耐久力はトップクラス。
高い耐久力を盾に安定して攻撃を仕掛けられる、攻撃力がちょっと高いルギアやカビゴンのような運用が多くなるのではないでしょうか。
カビゴン | ルギア |
ホウオウのオススメ技構成について
そんなホウオウのオススメ技ですが、いくつか仮想敵を絞って、ポケマピでは以下の技構成を提案します。
レイドカイリキー対策
通常技(わざ1) | ゲージ技(わざ2) |
---|---|
じんつうりき | ブレイブバード |
「エスパー×ひこう」の技の組み合わせは、共に格闘タイプポケモンの弱点を突けることを活かし、カイリキーなどの格闘タイプキラーとしてホウオウを運用してみる例です。
カイリキー |
ホウオウはカイリキーの覚える技をすべて「効果はいまひとつだ…」に出来るため、自身の耐性も存分に活かすことが出来ます。
特にホウオウは耐久力が高いので、避けにくいレイドボスのゲージ技などを直撃しても、致命傷になりません。
以下はレベル30のホウオウが、レイドカイリキーのゲージ技を受けた時の被ダメージになります。
技 | ダメージ |
---|---|
インファイト | |
ヘビーボンバー | |
ばくれつパンチ |
どの技も約1/4以下に抑えられていることが分かると思います。
レイドカイリキーをソロで攻略したいトレーナーレベル30前後の方などは、ホウオウを育てたら頼りになる戦力になると思いますよ!
ハピナス・カビゴン(ノーマル)対策
通常技(わざ1) | ゲージ技(わざ2) |
---|---|
はがねのつばさ | だいもんじ |
いっそのこと弱点を突くことは諦め、純粋なダメージ効率を重視し、ハピナス、カビゴンなどの高耐久ポケモンを意識した技構成です。
カビゴン | ハピナス |
高い耐久力を持ち、ハピナスやカビゴンの強力なゲージ技も、他のポケモンと比較して被ダメージが低く、安定したバトルが展開できます。
ハピナスの「マジカルシャイン」、カビゴンの「じしん」「ヘビーボンバー」を「効果はいまひとつだ…」で受けられるのも評価点です。
サイドン・バンギラス(いわ)対策
通常技(わざ1) | ゲージ技(わざ2) |
---|---|
はがねのつばさ | ソーラービーム |
「はがねのつばさ/ソーラービーム」は共に岩タイプポケモンの弱点を突けることを活かし、本来であれば絶対相手にしたくない岩ポケモンを倒す目的の技構成です。
よく戦うことになる岩ポケモンといったら、サイドンとバンギラスになりますね。
サイドン | バンギラス |
「ホウオウが2重弱点の『ストーンエッジ』を食らったら死ぬだろ!」というツッコミが飛んできそうですが、最大まで強化したホウオウは最大HPの66%程度のダメージで済みます。(割と大きいけど)
また、そもそもサイドンとバンギラスは、岩タイプ技はゲージ技の「ストーンエッジ」しか覚えないため、ストーンエッジを受ける確率は1/3と考えると、多くの場合で有利なバトルになります。
「ほのお・ひこうタイプ」のポケモンが岩ポケモンの対策をする、というのは中々に珍しいですが、ホウオウのポテンシャルを活かす1つの形ではないでしょうか。
ホウオウの神々しさと「ソーラービーム」は、見た目の相性もバッチリだと思うので、是非試してみてください!
いかがでしたか?
皆さんのホウオウのオススメ技について、ご意見をコメントで頂ければうれしいです。
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コメント
大文字役に立つの?
ポケマピで計算したら、ルギアやバンギラスと殲滅時間は、ほぼ同じくらいみたいですね。
なんか、ハピ相手に鋼+ソラビで楽勝してた動画見たんだけど、この構成はどうですか?
炎タイプは、フェアリー技をイマイチに出来る事と
ファイヤー、エンテイに無い「はがねのつばさ」があるから、フェアリー専用で使える
じき第三世代が来たらフェアリー増えるし、サーナイトはタイプ2がエスパーだから、ベトベトンよりホウオウがベスト
鋼×鋼のハッサムは、打たれ弱いからホウオウの打たれ強さは魅力
メタグロスは、高個体値ゲットして強化するまでに時間が必要だしね
結論は使えない子か。まぁカッコいいは正義だよねw
せいなるほのお覚えたとしても技1にほのお技が無いのは致命的
せいなるほのお実装で化けるかもただエンテイも覚えるはず
ハピナス・カビゴン(ノーマル)対策のシミュレーション結果がないのは残念。
ほんとに使い物になるのか、ホウオウ?