【ポケモンGO】ジムとポケストップにアクセスできる距離が半減する(元に戻る)変更に関する世界の動向

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ジムとポケストップにアクセスできる距離が半減する(元に戻る)変更に関する世界の動向

こちらの記事では、「ジムとポケストップにアクセスできる距離が半減(元に戻る)」というボーナスの変更に関する世界の動向をまとめています。

【動画】ジムとポケストップに届く距離2倍が半減など一時的なボーナス削除|アメリカとニュージーランドで実行!その反応は?

※動画公開日:2021年8月6日(金)

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アメリカとニュージーランドにて「一時的なボーナスの削除」と「新しい探索ボーナスの導入」が実行

2021年8月6日(金)現在、アメリカとニュージーランドにて、「一時的なボーナスの削除」と「新しい探索ボーナスの導入」が実行されています。

アメリカとニュージーランドにおけるボーナスの追加と削除は、現地時間の2021年8月1日に行われました。

この変更を受けて、アメリカとニュージーランドのトレーナーの一部が猛反発しています。

日本時間2021年8月5日(木)23時に、チャンネル登録者数やフォロワーが多数な、いわゆる「インフルエンサー」であるYouTuberやTwitterアカウントを持つトレーナーが、公開書簡を通じて共同声明を発表しました。

画像出典 BrandonTan91 #HearUsNiantic (@brandontan91)

海外掲示板の投稿 Community Open Letter to Niantic

公開書簡では、アメリカとニュージーランドの一時的なボーナスの削除について、決定の再考が求められています。

また、ジムとポケストップにアクセスできる距離を半径80mで維持する必要がある、ということについて理由が説明されています。

要約すると、

ジムとポケストップのアクセス可能距離が半径80mで有効だったボーナスはとても良いボーナスで、ポケモンGOのゲーム体験をより良くするものであっただけでなく、安全性、障がいのあるトレーナーの参加しやすさの向上、現実の一般社会に迷惑をかけずにプレイを楽しめる(私有地への立ち入りや無用な人混みを生み出さない)、などの要素が多大なメリットをもたらしていました。
ボーナスを削除して半径40mに戻すことは悪影響をもたらします。
ジムとポケストップのアクセス可能距離が半径80mで有効というボーナスの永続化を求めます。
再考をお願いします。
再考と変更には時間がかかることを理解しています。
2021年8月9日(月)の終業時間までに、ご回答をお願いします。

という内容が書かれています。

2021年8月9日(月)は、日本時間の2021年8月10日(火)と思われます。

そもそも、今回の「ジムとポケストップにアクセスできる距離が半径40mから半径80mに倍増」というボーナスは、2020年10月2日時点で「恒久的なものではなく、一時的なボーナスである」と訂正発表されていました。

「ジムとポケストップにアクセスできる距離が半径40mから半径80mに倍増」というボーナスは実装直後に、「一時的」と発表されていたものが、「ジムとポケストップにアクセスできる距離が半径40mから半径80mに倍増というボーナスは恒久的なボーナス」です、と発表がされ直されていて、そのときに多くのトレーナーを喜ばせました。

しかし、期間を空けて2020年10月2日に、いずれは削除されるボーナスと念押しがされていたわけです。

ジムとポケストップにアクセスできる距離が2倍の半径80mになったのは、2020年4月28日のこと。

その日から現在は2021年8月6日となり、「一時的」にボーナスが実施されていた期間は約1年3ヶ月にもなります。

トレーナーにとって、あまりにも快適でメリットの大きいボーナスであり、すっかり慣れてしまったこともあって、削除に反対する声はとても大きなものとなっています。

ボーナス削除に対する世界の反応

一部の「インフルエンサー」が先導する形で、ハッシュタグ「#HearUsNiantic」「#BoycottNiantic」がアメリカを中心に活発化しています。

「Pokémon No」と題するボイコット運動も共有され始めていて、「イベントに参加しない日をつくろう」「課金をしないようにしよう」という活動が勧奨されています。

これらの動きは、一部の「インフルエンサー」を中心に、注目を集めていますが、「全トレーナー」という規模において、「一時的なボーナスの削除」に対しての批判は絶対的なものではありません。

ナイアンティックがジムとポケストップのアクセス距離を戻したがっていることについて、「ゲームの核心的な部分から考えて当然だよね」と受け止める考えや、「ジムとポケストップに届く距離が80mだろうが、40mだろうが関係ない。都市部のトレーナーは不満かもしれないが、そもそも田舎にはそんなに密集したエリアはないから変わらんよ」という意見、「変更そのものには反対しないけど、コロナ渦の状況をみて、今やらなくてもいいんじゃないの?」という意見など、さまざまな意見があります。

そもそも、「一時的なボーナスの削除」はアメリカとニュージーランドでしか実行されていないため、その他の国や地域のトレーナーは、「自分ごと」として認識していない人たちも多いと思われます。

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ナイアンティックはどう考えているのか

ナイアンティック視点ではどうでしょうか。

想像になりますが、次のように推測されます。

ナイアンティックの基準の第一は「お金」でしょう。

「ポケモンGO」はナイアンティック社のドル箱コンテンツであり、展開しているその他のゲームと比較して、「ポケモンGO」がナイアンティック社の売上の大黒柱と言って差し支えないと思われます。

「ポケモンGO」の後にリリースした「ハリー・ポッター:魔法同盟」は数字的に期待されていたほどに上手くいっているとは言えない状況と考えられますし、Ingress(イングレス)の売上が突然爆発的に良くなるという予想も立てづらいものがあります。

将来的なことは誰にも分りませんが、ナイアンティックにとって「ポケモンGO」からの売上が減少に転ずる事態は何よりも避けたい事態と考えられます。

ナイアンティックにとって、「ポケモンGO」からの収益は大きく2つあります。

1つがユーザーによる課金収益、もう1つがスポンサーによる収益です。

アプリストア分析会社「Sensor Tower」の調査によると、「Pokémon Go Fest 2021」2日間の収益は2,100万ドル(約23億1,000万円)だったとのことです。

ポケモンGOは先日、プレイヤーの総支出額が50億ドル(約5,500億円)を突破し、2021年にはこれまでに7億1,300万ドル(約784億3,000万円)を記録しており、2021年はこれまでで最も収益性の高い年になると考えられています。

※1米ドル=110円として計算

関連記事 「Pokémon Go Fest 2021」2日間の収益は2,100万ドル(約23億1,000万円)だった – ポケマピ

トレーナーによる課金額は、iOSの「App Store」、Androidの「Google Play」によって手数料が抜かれます。

ナイアンティックと「App Store」、「Google Play」との契約は不明ですが、一般的な手数料率は「15%~30%」です。

対してスポンサー収益は、ナイアンティックにとって、より直接的な収益と言えます。

そして、スポンサー契約の交渉の際、キラートークとして用いられていると想像に難くないのが「ポケモンGOのスポンサーになれば、ジムやポケストップを通じて、御社の店舗の位置情報をトレーナーに訴求できますよ」という点だと思われます。

ポケモンGOのトレーナーは、自宅などで動かずにプレイするのではなく、外を「探索」して、ジムやポケストップを「発見」していかなければなりません。

そのひとつとして、「スポンサー店舗の位置を知る」ということが期待されています。

ジムやポケストップに80m離れて届くということは、おおまかに、「1ブロック離れた位置から、目標のジムやポケストップを目視せずに届く」という距離となります。

これが40mに近づかないと届かないとなると、トレーナーは届く距離まで移動を強いられますが、その際、目標のジムやポケストップを至近距離から目視する形となります。

80mと40mとでは、トレーナーに「スポンサー店舗の位置を知らせる」という広告宣伝効果において、大きな差があります。

だから、ナイアンティックは40mに戻したいのでしょう。

「一時的なボーナスの削除」に関するナイアンティックの「本気度」の凄まじさは、テスト国に「アメリカ合衆国」を含めたことにも表れています。

過去5年間において、ナイアンティックにとっての「本国」であるアメリカをテストにさらすことはほとんどありませんでした。

「ニュージーランド」や「オーストラリア」をテスト対象として、実験をした上で、ナイアンティックにとって都合が悪くなく、トレーナーにとっても大きく不評でなければ本国「アメリカ」に導入する…というのが基本の流れです。

イベントにおけるさまざまな不具合が発生しても、時差を利用して、アメリカでの開催時間までには「調整」が施されています。

そんなナイアンティックがいきなりアメリカをテスト対象として「一時的なボーナスの削除」を実行した、というのは、ちょっとしたニュースです。

ナイアンティック視点で、アメリカを乗り切れば、あとは全てクリアになる、という考えがあるでしょう。

2021年6月21日に発表された「一時的なボーナスの削除と新しい探索ボーナスの追加」は、多くの反対署名を集め、2021年8月1日に「一時的なボーナスの削除と新しい探索ボーナスの追加」が実行された現在では、猛反発とボイコット運動、有志トレーナーによる公開書簡の発表という事態に拡大していますが、これも想定の範囲内なのかもしれません。

おそらく、ナイアンティックは「売上推移」と「スポンサーの反応」を見ていて、そこに問題が無ければ、押し通すでしょう。

逆に、「売上推移」と「スポンサーの反応」に問題がある、ポケモンGOの将来的な収益構造の予測が変化する、という予兆を感じれば、方針を急転させる可能性があります。

「お金基準」という大人の事情で事態は推移していくと予想されますが、ゲーム内では今後も楽しめる要素の実装が期待されます。

日本では「一時的なボーナスの削除と新しい探索ボーナスの追加」に関する発表はありませんが、このあと、数ヶ月内に変更されることが発表されています。

アメリカとニュージーランドに続くテスト国は、「ドイツ」「スペイン」「メキシコ」が候補と思われます。

ナイアンティックが公開書簡に回答する形で公式ブログを更新

日本時間2021年8月6日(金)の昼12時ごろ、ナイアンティックが公開書簡に回答する形でナイアンティック公式ブログを更新しました。

「A Response To Our Pokémon GO Community(ポケモンGOコミュニティへの回答)」と題して、記事が更新されています。

全文については、リンクからご確認ください。

全文はこちら

要約すると、下記のように記載されています。

公開書簡とフィードバックを確認しました。
アメリカとニュージーランドの一時的なボーナスの削除と新しい探索ボーナスの追加は、新型コロナが大流行する2020年以前にプレイヤーが楽しんでいた要素の一部を復元したものです。
Nianticの使命は、人々が直接探検し、運動し、安全に一緒に遊ぶことを奨励すること。
もちろん、プレイヤーの健康と幸福がNianticの最優先事項です。
研究によると新型コロナ渦中にあっても、外を散歩することは安全であり、いくつかの健康的な利点をもたらすとされています。
アメリカとニュージーランドは屋外で散歩することが安全であると見なされた特定の地域として探索ボーナスを変更しました。

特に1つの変更、つまりジムとポケストップにアクセスできる距離に関して皆様からいただいたご意見についてですが、ナイアンティックは、人々が現実世界の現実の場所に接続し、探索する価値のある場所を訪問することを望んでいるため、相互作用距離を80mから元の40mに戻しました。

ただし、皆様からいただいた懸念に対処するため、次の措置を講じています。

  • 社内の部門横断的なチームを編成して、人々に探求を促すという使命を維持するように設計された提案を作成中。提案は、相互作用距離に関して提起された特定の懸念にも対処しながら進め、社内の部門横断的なチームによる調査結果は、次のゲームシーズンの変更(2021年9月1日)までに共有される
  • このプロセスの一環として、今後数日のうちにコミュニティリーダーに連絡を取り、この対話に参加してもらう予定

この回答により、2021年9月1日までの期間、「現状維持」がされる流れになりそうです。

2021年9月1日までの期間で、「お金」の動きを確認するのでは、と思われます。

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コメント

  1. 名無しのポケモントレーナー より:

    同じ文字や画像を繰り返し表示してウザい