あくタイプの技構成「バークアウト/イカサマ」を覚えるヘルガーとブラッキー。
バトルのアタッカーとして、どちらが優秀なのでしょうか。
ポケマピの「ソロレイドシミュレーター」を使って、対レイドボス・ゲンガーのバトル結果を比較しました。
ヘルガーとブラッキーのステータス比較
まず、ヘルガーとブラッキーの種族値や覚える技を見てみましょう。
ヘルガーは「あく・ほのお複合タイプ」、ブラッキーは「あく単タイプ」のポケモン。
注目すべきは「攻撃力」の違いです。
ヘルガーの攻撃力は、ブラッキーの倍近くあります。
バトルでアタッカーとして活躍するには攻撃力が重要になってくるので、この時点で、「ヘルガー>ブラッキー」という結果になりそうだと予測できますね。
次に、ヘルガーとブラッキーの覚える技をご紹介します。
技構成一覧
わざ1 | わざ2 | DPS |
---|---|---|
22.79 | ||
22.66 | ||
22.43 | ||
22.25 | ||
20.78 | ||
20.46 |
ヘルガーとブラッキーが共通して覚えるのは、通常技「バークアウト」とゲージ技「イカサマ」です。
どちらも「あくタイプの技」なので、ポケモンタイプと一致しており、1.2倍のダメージを与えることができます(タイプ一致ボーナス)。
それぞれ覚える技には違いはありますが、技構成を見てみるとDPSに大きな差はないことがわかります。
対レイドボス・ゲンガーでヘルガーとブラッキーの能力を比較
ポケマピの「ソロレイドシミュレーター」で、ヘルガーとブラッキーがそれぞれレベル3レイドボス・ゲンガーとソロで戦った場合、どのような結果になるのかを比較してみました。
- ヘルガー、ブラッキー:PL39、個体値100%
- ヘルガー、ブラッキーの技構成:「バークアウト/イカサマ」
- レイドボス・ゲンガーの技構成:「たたりめ/シャドーボール」
- 6匹全滅時:回復させて再突入
- 再突入ロス:10秒
- 回避成功率:100%
レベル3レイドボスは、HPが3000固定です。
180秒の制限時間内にHP3000を削りきるには、DPS17(HP3000÷180秒=16.66…)以上であることが、ソロクリアの基準になります。
シミュレートでは、ヘルガーは170.34秒で3010のダメージを与え、ゲンガーを倒すことができる結果となりました。
それに対し、ブラッキーはDPSが低く、時間内に2286しか削ることができないため、ゲンガーを倒すことができません。
続いて、バトルログを見てみましょう。(レイドボス・ゲンガー側のみ)
バトルログ
ヘルガーは耐久力が低いため、1匹あたりの場にいられる時間は短いですが、攻撃力が高いことで時間内にHP3000以上削ることができます。
一方ブラッキーは耐久力が高く、倒されにくいという特徴があります。
たしかに場にいられる時間は長いですが、DPSが12.7とかなり低く、ソロクリア基準のDPS17を大幅に下回るため、ソロクリアは無理でしょう。
まとめ:ブラッキーは攻撃力不足!
種族値の比較やレイドバトルのシミュレートをしてみましたが、結論「ブラッキーは攻撃力不足!」のひとことに尽きます。
ヘルガーは最もDPSが低い技構成「バークアウト/かみくだく」だとしても、レイドボス・ゲンガーを倒すことができますので、もし強化したヘルガーをお持ちの方は是非ゲンガーのソロレイドで使ってみてくださいね。
ただ、トレーナーの中にはブラッキー愛用者も少なからずいます。
強いかどうかも大事ですが、それだけにこだわらずに好きなポケモンを育ててバトルで使うのも、ポケモンGOの楽しみ方のひとつだと思いますよ。
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コメント
ブラッキーは攻撃と防御が逆だったなら誰もが数匹は持ってるあくアタッカーになれたのに
ブラッキーはジム防衛向きだよね?
格闘タイプが弱点なのがネック…
ハピナスのついでに殴り倒されちゃう