【ポケモンGO】ジムがバトル後、白いままなのはどうして? 更地マンとは

ジムがバトル後、白いままなのはどうして? 更地マンとは

ポケモンGOのジムが、バトルの後に白いままの状態で放置されていることがあります。

せっかくジムを倒したのに、なぜポケモンを置いて自分の色のジムにしないのでしょうか?

白いジムが残る理由とは

ジムが所属なしの中立化した白いままの状態になることを「更地」と言います。

ジムがバトル後、白いままなのは、ジムを更地にして去る「更地マン」の通った跡なのです。

更地マンとは? ジムを白いままにして去るトレーナーのことを「更地マン」と呼びます

更地マンとは、ジムを白いままにして去るトレーナーのことです。
更地マンの対義語は「メンテマン」

更地マンとメンテマン

メンテマンとは、自分の所属する味方チームのジムが高層ジムの状態を保つことができるように下がった名声をトレーニングをして上げてくれるトレーナーのことです。
特に、自宅からジムにアクセスすることができるメンテマンのことを「自宅メンテマン」と呼んだりします。

2016年7月22日に日本国内でポケモンGOが配信された当初は、更地マンとメンテマンの力関係はそれなりに拮抗していました。

ジムレベル10に近い高層ジムを更地にする能力を持つトレーナーは一定の人数しかおらず、また、ジムの1階にいるポケモンと1対1で戦って名声を上げるトレーニングを得意とするトレーナーも一定の人数しかいませんでした。

ポケモンGOの世界を見渡せば、数あるジムは青、赤、黄の3色が地域ごとのトレーナーの勢力ですみわけされています。

ジムのレベルも3レベル~4レベルの入れ替わりが激しい激戦区のジムもあれば、ジムレベル10で固定化されたような安定ジムもあるというように、バリエーションに富んでいました。

しかし、時間の経過とともに、問題が出てきたのです。

ポケモンGOは、都会エリアと田舎エリアで、ジムの数、道具をゲットできるポケストップの数、ポケモンをゲットできる数に大きな格差があるゲームですが、トレーナーレベルや手持ちのポケモンの強さ、手持ちのジム戦で使う回復系アイテムの数にまで、都会エリアのトレーナーと田舎エリアのトレーナーの格差が急拡大していったのです。

結果、都会で鍛え上げられた強力なポケモンが、次々と田舎のジムに配置されていきました。

田舎エリアでは、CP1000~CP1500のポケモンがジムに配置されていたところに、突然CP3000のカイリューなどが配置されるようになっていったのです。

ポケモンGOのジム戦で地域格差

追い討ちをかけたのが、ポケモンGOを「位置偽装」をしてプレイしているチート(=不正行為)プレイヤーでした。

「位置偽装民」と呼ばれるチートプレイヤーたちは、ポケモンGOの主人公アバターのGPS位置を偽装し、自宅などに居ながらにして田舎のジムを占拠していったのです。

やられたほうの田舎民たちはたまったものではありませんでした。

もともと、ポケストップが少ないせいでジムで大量に消費するキズぐすり系アイテムやげんきのかけら、げんきのかたまりといった回復アイテムが不足しているので、田舎民は継続的なジム戦が困難でした。

回復アイテムが少ないとジム戦で不利

そんなところに、CP3000に迫るカイリュー、カビゴン、ラプラスのような強力なポケモンを配置されたのでは戦いようがありません。

ジムをなんとか更地にしようとしても、削った分をメンテマンが回復させてしまいます。
本来遠く離れているはずの距離を、位置偽装で、まるで自宅にいるかのようにメンテナンスをしてくる位置偽装メンテマンも存在していて、もはや手が出せない状態が続いていました。

そんなとき、救世主のような存在として降臨したのが、「位置偽装更地マン」です。

2ちゃんねる掲示板で、「更地にしてほしいジムの座標と、更地にしてほしい理由を投稿」することにより、気が向いた位置偽装民が、地元の人たちではどうにもできなかった固定化された高層ジムをあっさりと更地にしてしまう、なんともおもしろい構図が誕生したのです。

掲示板で更地依頼を出すことにより、指定したジムが更地になることから、掲示板で活躍する更地マンたちは「ゴルゴ」と呼ばれるようになりました。

以降、ディグダやタッツー、コイキングやコイルを使ったジムを高速でジムレベル10にして、かつ、経験値を稼ぐ裏技「バブルストラト(あわマラソン)」で高層ジムを建設していたトレーナーや、カイリュー・カビゴン・ラプラス・ナッシー・ウインディなどを配置して安定してポケコインとほしのすなを稼いでいたトレーナーたちは、「ゴルゴ」と呼ばれる更地マンの襲撃におびえることになります。

ゴルゴと呼ばれる位置偽装更地マン

その後、時間の経過とともに、地元に住むトレーナーの中にも戦闘力の高い更地マンが誕生していきました。
ジムは複数のトレーナーが同時に攻撃をすることもできるので、単独では更地能力を持たないトレーナーも、協力プレイをすることでジムを更地に変えることに成功していきました。

ジムは基本的に攻撃側が有利です。
ジムにどういうポケモンを配置して防衛力を高めようが、本気になった更地マンの手にかかればものの30分~1時間でジムは更地に変わってしまうのです。

2016年10月11日のアップデートで、ジムのトレーニングシステムが改善された結果…? 6匹のポケモンを使って名声を上げることができるようになり、ジム攻撃側が不利に、ジム防衛側が超有利になりました

2016年10月11日のアップデートを境に、状況が一変します。

2016年10月11日のアップデートでジムのトレーニングシステムが改善された結果、ジム防衛側は6匹のポケモンを使って名声を上げることができるようになり、ジム攻撃側がとんでもなく不利になりました。
もちろん、ジム防衛側は超有利です。

ジムトレーニングがやりやすくなった

いままで、味方ジムのトレーニングでジムの名声を上げてジムレベルを上げることは、1匹の格下ポケモンでジムを防衛する格上ポケモンを倒すことを何度も繰り返すという、ポケモンのタイプ相性の知識とジム戦の技術が必要で、かつ、30分ぐらいの時間を費やすことが求められる狭き門でした。

それが、2016年10月11日のアップデートである程度の知識のあるトレーナーならば、誰だって名声を3000以上、ポーンと上げることができるようになってしまったのです。

更地マンが圧倒的不利に、メンテマンが圧倒的有利になった結果、ジムというジムが全て高層化し、ジムレベル10が固定の状態になり、CP2500クラスのポケモンを持っていないトレーナーは、安定してジムに入れなくなるという異常事態が発生しました。

味方のジムがジムレベル10に張り付いてしまい、10席満席のためジムにポケモンを配置できなくなったトレーナーの中には、友達に協力してもらってジムレベル10のジムからポケモンを追い出し、そのあとでトレーニングをしてジムレベル10の一員になる者や、メインアカウントとは色の違うサブアカウントを「複数アカウント」(=複垢)として作成して、サブアカを使って味方を追い出し、自分がジムに入るということをするトレーナーまであらわれました。

ジムレベル10のジムが乱立

ジムには次第に、CPが3000前後のカイリューしか安定して長期入居できなくなり、「ポケモンGOは、CP3000以上に育てたカイリューを、ジムの高いところに置いてカイリュータワーをつくるゲーム」とまで揶揄されるようになりました。

ジム防衛側(=トレーニングをするトレーナー)が大いに有利になった結果、ジムを更地にする勢力の活動は限定的になり、ますますジムはジムレベル10のまま固定化されていったのです。

2016年11月7日のアップデートで、ジムの名声を上げ下げするルールが変更になった結果…? ジムを更地にする攻撃力が2倍になり、ジムを防衛するトレーニング戦で上がる名声は従来の半分にまで減少しました

こうした硬直化した状況を憂慮したポケモンGOを運営するナイアンテックが、2016年11月7日にのアップデートで、ジムの名声を上げ下げするルールを大きく変更してきました。

変更の結果、ジムを更地にする攻撃力が2倍になり、ジムを防衛するトレーニング戦で上がる名声は従来の半分以下にまで減少したのです。

2016年11月7日のアップデートでジム戦が変わった

このアップデートの結果は、皆さんが見てのとおり。

ジムというジムがあっというまにいったん更地になり、再びポケモンが配置されて、ジムレベル3~ジムレベル4のジムばかりになっています。

2016年11月7日のアップデートから数日間は、普段、更地マンをやらないトレーナーまでもがジムレベル10のジムを崩す戦いに参加して、更地マンとして大活躍しました。

そして、「今ココ」というところです。

ジムバトルの移り変わり

今後は、ある程度の時間が過ぎた頃にバランスを取り戻して、駅近などの激戦ジム(ジムレベル3~ジムレベル4で、ジムの色が激しく入れ替わる)がほとんど全てになりつつ、ジムレベル10の安定ジムの立地要素を持ったジムがジムレベル7~ジムレベル10の状態に落ち着くのでは、と考えています。

ジムを更地にして、どんなメリットがあるの?

更地マンをする人たちはどんな考えでジムを白いままにして放置するのでしょうか。

更地マンの考えには、次の6つのパターンがあります。

  1. 高層ジムがあると、更地にしたくなる。バトルマニア。戦うことが目的だから、ポケモンは置かない。
  2. すでにポケコインとほしのすなのボーナスを受け取り済み。どうせすぐにやられて帰ってくる防衛ポケモンを配置するとキズぐすり・まんたんのくすりやげんきのかけら・げんきのかたまりといった回復系アイテムが無駄になるからポケモンは置かない。
  3. ジムにポケモンを配置すると、自分のIDが公開されてしまう。IDバレすると狙われたり嫌がらせを受けたり、下手をすると通報されたりする可能性があるのでポケモンを置かない。
  4. ジムバトルは、キズぐすり・まんたんのくすりやげんきのかけら・げんきのかたまりなどの回復系アイテムを消費することが目的。ポケコインとほしのすなをもらえるときにはポケモンを置くけれど、ボーナスチェック後21時間以内のジムバトルはジムバトルを通じてゲットできる経験値が狙いなだけだから、ポケモンを置かない。
  5. ジムで勝つ回数がたまるともらえる「バトルガール」の金メダル狙いなだけなので、ポケモンは置かない。
  6. 位置偽装で更地マンをする「ゴルゴ」なため、通報やIDバレを避けてポケモンは置かない。

このように更地マンは、ジムを通じて得られる、ポケコイントほしのすなのボーナス以外のメリットがあるから、あえてポケモンを置かないのです。

位置偽装で更地マンをする「ゴルゴ」のなかには、「位置偽装がバレてどうせBAN(=アカウントの停止、剥奪)されるなら、最後に少しくらい人の役に立ってからBANされたい」と語る人もいました。

更地になってるジムにポケモンを置くと危険なの? 何かの罠なの?

更地になっているジムを警戒して、あえて近寄らないようにしている人もいるかもしれませんが、更地マンはポケモンを置く以外のメリットがあってジムを更地にして去っています。

なので、更地になっているジムにポケモンを置くと危険ということはありません。

更地のジムにポケモンを配置しよう

ただし、更地マンの中には、高層ジムを更地にして満足するタイプではなく、今から高層ジムの建設をもくろむ更地マンがいます。

高層ジム建設をもくろむ更地マンは、自分と同じ色のトレーナーに優しく、自分と違う色のトレーナーに厳しく接します。

具体的には、更地のジムにしばらくとどまり、自分と違う色のトレーナーがポケモンを配置するなりジムを攻撃して排除し、自分と同じ色のトレーナーがポケモンを配置するのを待って、トレーニングをしてジムを高層化し、複数のポケモンが配置された頃合で、複数のIDにまぎれさせて自分のポケモンを配置するような方法をとるのです。

このケースでは、あなたが滞在している更地マンと違う色のチームの場合、更地のジムは、ポケモンを置くと即排除されるという危険な罠になっています。

もし、更地のまま放置されたジムにポケモンを置くときには、即座に攻撃される可能性もあるので、注意して置いてみてください。

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