ポケモンGOをプレイしていたら、IKEAの建物に「IKEA」の文字を発見!
これまでも、マップ上には様々な文字が発見されてきましたが、今回もOpenStreetMap(オープンストリートマップ)の編集によるものなのでしょうか?
話題になっていたマップ上の文字と、ポケモンGOトレーナー向けのOSMガイドラインについてご紹介します。
目次
マップ上に「IKEA」の文字が…
場所は、オーストラリアのシドニーにある家具・インテリア販売店のIKEA。
ポケモンGOのマップ上の建物に、「IKEA」と書かれているのが発見されました。
通常、ポケモンGOのマップでは建物などに文字が入ることはありません。
OpenStreetMap(オープンストリートマップ)上で編集されたものだと思われますが、IKEA自身が表示させているのか、ユーザーが表示させているのかは不明です。
今回の文字は、道路を追加するようなものではないのでポケモンGOのゲーム自体にはとくに影響がないものですが、マップを見ていてお店の名前が書かれていたら、ちょっと驚きますよね。
OpenStreetMap(オープンストリートマップ)は、自由に編集ができる
2017年12月以降、ポケモンGOは「OpenStreetMap(オープンストリートマップ)」(以下OSM)の地図データをゲーム内で使用しています。
ただし、OSMで編集した地図データがどのくらいでポケモンGOのマップにも反映されるのかはわかっていません。
このOSMは、自由に編集できるところが特徴で、OSMのアカウントを作成することで誰でも地図の編集に参加することができます。
その自由な仕様ゆえ、ポケモンGOにOSMの地図データが使用されるようになって以降、OSMの地図データ(道路や公園)の改ざんや、下記の画像のような落書きもいくつか挙がっていました。
現在は削除されていますが、地図情報が正しく編集されるまではマップ上に残ってしまいます。
DADDY
スペインのバルセロナにあった文字
OSMからポケモンGOプレイヤーに対するメッセージ
ポケモンGOをプレイしていて、OSMの存在を初めて知ったという方も多いかと思います。
「OpenStreetMap blog」では、ポケモンGOをきっかけにOSMの編集を始めようとする人向けにメッセージが掲載されています。
OSMは、「活動を理解してOSMのマッピングを楽しんでほしい!」と、ポケモンGOトレーナーたちの地図編集を歓迎しています。
悪質な地図データの改ざんやイタズラがあった際には、他のユーザーによって正しく書き換えられたり、OSM財団によりユーザーアカウントの凍結といった措置が行われます。
OSMの編集を楽しむ場合は、くれぐれも活動の目的やガイドラインを理解して行うようにしたいですね。
田舎など、まだ地図が完成されていない地域の場合はとくに、ポケモンGOのトレーナーがOSMの編集を行うことでポケモンGO内のマップ表示も充実させることができるかもしれません。
興味のある方は、OSMアカウントを作って編集に参加してみてはいかがでしょうか?