2017年11月22日、「EXレイド」が正式にスタートしました。
公式発表では、
- EXレイドは今後、Pokémon GO 公式パートナーおよび、公園のジムにて発生するようになります
- EXレイドの招待状は、以下の条件を満たしたトレーナーに送られる可能性が高くなります
- 該当するジムのジムバッジのランクが高い
- 該当するジムにおけるレイドバトルにより多く勝利している
- EXレイドが発生する時間は、該当のジムの通常のレイドバトルで多くの参加トレーナーがいた時間を加味して設定されるようになります
- EXレイドがキャンセルになった場合、招待されていたトレーナーには、ゲーム内でキャンセル通知が行われるようになります
- EXレイドがキャンセルになった場合、招待されていたトレーナーへ「ほしのすな」「プレミアムレイドパス」をプレゼントします
出典 Pokémon GO 開発チームより:今後の「EXレイド」正式スタートと「レイドバトル」報酬変更についてのお知らせ – Pokémon GO公式サイト
以上の通り、EXレイドパスが配布される条件が明確化されました。
EXレイドへの招待状をゲットするには「スポンサーのジムか公園のジムでレイドバトルに参加する」ことが条件になっていますが、「どこの公園のジムを優先すればいいんだろう?」と疑問に思う方も多いはず。
海外ユーザーの調査によると、「EXレイドはポケモンの巣になっている公園のジムで開催される」傾向にあるそうです!
目次
EXレイドパスが欲しいならポケモンの巣のジムを狙え!
ポケモンGOの巣の設定はOSM(Open Street Map)と関係している
ポケモンGOの地図データは、OSM(Open Street Map)を参考にしていると言われています。
OSMとは、みんなで編集して作る地図サービスです。
アクセスはこちらから→OpenStreetMap
住宅街や立ち入ってはいけない私有地などにポケモンを出現させないためにOSMのデータからプレイ可能なエリアを設定しているということで、ポケモンの巣の設定もOSMのデータに基づいているという調査結果が出ています。
OSMでは地図上に表示される場所ごとに属性が設定されており、以下のような属性タグ(コード)が設定されている場所はポケモンの巣になっているようです。
- leisure = park(レジャー=公園)
- leisure = recreation_ground(レジャー=運動場)
- leisure = pitch(レジャー=競技場)
- leisure = playground(レジャー=遊び場)
- leisure = golf_course(レジャー=ゴルフコース)
- landuse = meadow(土地利用=牧草地)
- landuse = grass(土地利用=芝生、草地)
上記の中から、基本的に誰でも入れる公共の場所がポケモンの巣となっています。
EXレイド開催ジムはポケモンの巣の公園にある!
さらに海外ユーザーの調査によると、EXレイド開催ジムのある公園はポケモンの巣と同じ属性タグが設定されていることが明らかになっています。
調査対象となった73個のEXレイド開催ジムのうち、71個のジムがある公園が上記のポケモンの巣と同じ属性タグ設定を持っていたそうです(残りの2個は以前は公園だったものの現在は別の施設が建設されている場所)。
当然と言えば当然ですが、EXレイドがおこなわれるジムのある公園=ポケモンの巣になっている可能性が非常に高いということ。
EXレイドパスをゲットしたいなら、ポケモンの巣にあるジムでレイドバトルに勝利したりバトルを重ねてジムバッジをゴールドにしたりしておくと、招待状を受け取る確率が上がるかもしれません!
公式発表によると、EXレイドの開催時間は該当ジムでのレイドバトルに多くの人が参加した時間を考慮しているとのことなので、多くの人が訪れやすい大きめのポケモンの巣にあるジムを選ぶのがいいかも?
ジムバッジをゴールドにする方法については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
最寄のポケモンの巣を確認する方法
最寄のポケモンの巣は、ポケマピの「ポケモンの巣」ページで確認できます。
さらに「最寄のジムがある公園の属性コードが気になる!」という方向けに、OSMのソースから属性コードを調べる方法を紹介していきます。
まずはOSMのソースコードを調べるために海外のポケモンGOファンが作った(!)「overpass turbo」のページを開きます。
パソコンで見た場合、「画面の左が設定、右が地図」になっています。
スマホの場合は「上が設定、下が地図」です。
(操作方法がややこしいので、上記のリンクではあらかじめポケモンの巣に該当する属性だけを設定してあります。)
まずは地図の左上にある入力コマンドに、探したい場所を入力します。
ローマ字入力で候補(サジェスト)が出てくる場合はそちらを選択すると地図が飛べますが、出てこない場合は地図を縮小して、調べたい場所へ手動で移動しましょう。
ちなみに日本語入力では候補が出ません。
調べたいエリアを表示してから、設定画面の左上にある「実行」を押すと……。
このように、ポケモンの巣と同じ属性コードを持つエリアが色と枠線つきで表示されます。
囲われている場所を選択すると、「Tags」の一番上にエリアの属性が出てきます。
調べたいジムのある場所の属性コードが上記で紹介したものと一致している場合、そのジムではEXレイドが開催される可能性が高いと言えるでしょう。
ちなみに丸で囲われている公園等は、拡大すると実際の地形に合わせた形で表示されますよ。
是非チェックしてみてくださいね。
Nianticは最新のOSMの情報をインポートしていない?
ただし海外の調査によれば、Nianticは最新のOSMのデータを参照しているわけではないそうです。
OSMは共同編集マップなので、常にその内容が更新されていきます。
EXレイドが開催されたジムの一部には以前は公園だったものの現在は別の建築物が存在している場所のものがあり、このことからナイアンティックのOSMデータは(日付は特定できないものの)最新のものではないと推測されています。
以前一部のEXレイドテストが中止になったことがありましたが、OSMデータが古くアクセスできないジムであることを判断できなかったことが原因かもしれませんね。
EXレイドのフィールドテスト開催時刻に訪れることが難しいジムが判明した為、該当ジムのテストを中止致します。中止されたジムのEXパスは消えますのでご注意ください。今後も予告なくEXレイドのフィールドテストは中止になる場合がございます。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2017年9月20日
いかがでしたか?
「色んなジムでレイドしてるのにEXレイドパスが来ない!」「ジムバッジがゴールドなのにEXレイドに招待されない!」という方、きっと沢山いると思います。
中々EXレイドのチャンスが巡ってこないという方は、近くのポケモンの巣に出かけて、そこにあるジムで沢山バトルしてみるのがいいかもしれません!
是非試してくださいね。
ひとりでも多くの人にEXレイドの招待状が届くように、この記事が役立てば幸いです……!