これまでも数々のインタビューに応じ、今後のポケモンGOについて言及し続けてきたNianticのCEO、ジョン・ハンケ氏。
そんなハンケ氏が2017年10月17日(日本時間)に開催されたウォール・ストリート・ジャーナルのイベント「WSJ D.Live Conference」にて、最新のインタビューに応じています。
そこではARメガネ(スマートグラス)について言及しただけでなく、「ポケモンGOは今後数ヶ月の間でいくつか大規模なアップデートを予定している」、「さらにイベントも開催する」と発言しています!
この記事ではそのインタビュー内容を、全文日本語訳でお伝えしていきますね!
目次
【Varietyインタビュー】ナイアンティックCEOジョン・ハンケ氏、AR、コンピュータービジョン、そしてポケモンGOのこれからについて語る
彼によれば、「ポケモンGOには今後20年フランチャイズしていけるだけのポテンシャルがある」そうだ。
その為にも、Nianticはさらなる新要素を加えるだけでなく、やがてはARメガネ(スマートグラス) にローンチする予定である。
サンフランシスコを基盤としたこの計画は、様々なハードウェア・プラットフォームの実験を独自におこなっており、さらにハンケ氏はMagic Leap社が発表を予定している「MRヘッドセット」にも着手する可能性を示唆している。
「そうした(複合現実)デバイス用のアプリを開発する機会があるかもしれない」と彼は語り、MRヘッドセットでのゲームの実装初期には、モバイルアプリ版の全ての機能が含まれない可能性があると付け加えた。
Nianticは現実世界を捉えるカメラにポケモンのキャラクター達を重ね合わせる機能によって、携帯電話を基盤としたARのパイオニアの1人として評価されている。
しかしながら、ハンケ氏自身はゲームのそうした側面を控えめに評価している。
彼によれば、「ポケモンGOにおける現在のAR機能はそこまで洗礼されていない。ARで可能な体験の5%程度だろう」とのことだ。
携帯電話を基盤としたARは、iPhoneやiPad用のより洗礼されたARアプリを開発者たちに構築可能にするAppleによる最新技術「ARKit」の導入により、再び注目の的となっている。
ハンケ氏は引き続きARKitを、Googleの「ARCore」同様に、スマートグラスやMRヘッドセットを基盤とした未来への足がかりと見なしている。
また彼は、ポケモンGOや同様のアプリなどのゲームのより大きな進歩は、対象を認識し、それらに関連する体験や情報を提供するコンピュータビジョンによって遂げられるだろうと示唆している。
「(コンピュータービジョンの)技術は信じられないペースで進んでいる」と、他のユースケースとしてネットショッピングや公共交通機関での活用例を引用しながら説明した。
ハンケ氏によれば、NianticはポケモンGOに今後数ヶ月の間でいくつかの重要なアップデートを加えるという。
例えば、ポケモンGOは間もなく現実世界で起きている物事をより多く取り入れる予定である。
またNianticは、ハンケ氏曰く既存のユーザーを満足させ続け、さらに新たな史上での成長を促進する得策として、さらなるイベントの開催を予定している。
「それによって核となる部分が本当に固められる」――そうハンケ氏は語った。
出典 Niantic Labs CEO John Hanke on AR, Computer Vision and the Future of Pokemon Go – Variety
【Engadget】NianticのCEO、ARはメガネを手にした時、その最大のポテンシャルを発揮する――ARメガネで「ポケモンGO」を思い描いて
それはポケモンGOを支える会社、Nianticの創始者でありCEOでもあるジョン・ハンケ氏が望む未来だ。
「ARの可能性は計り知れない」、彼はウォール・ストリート・ジャーナルのイベント「WSJ D.Live Conference」にてそう語り、携帯電話でのARが良いスタートである一方で、究極のゴールは拡張現実をメガネで体験することにあると付け加えた。
「携帯電話は素晴らしいけれど、ユーザー・インターフェースが完璧ではない」とハンケ氏は語る。
「我々人間の心に情報を送り込むには、携帯電話は理想的なインターフェースではない」という彼は、携帯電話によるナビゲーションシステムを例に挙げ、まずスクリーンに視線を落としてから現実世界に視線を戻すという動作を繰り返す手間があることを指摘した。
そして「こうした動作をもっと自然な形で実現するためのインターフェースを創り上げる可能性が、ARにはあるんだ」と続けた。
しかしそれでも、彼は携帯電話を基盤としたARは良い手段であると考えている。
「テクノロジーの巨人達がARに向かって方向転換していく様子は素晴らしいものだ」と彼は述べ、AppleのARKit、そしてGoogleのARCoreについて言及した。
「何かを作ろうと思ったら、それは既存のプラットフォームの上で構築することになる」という言葉通り、モバイルは現在最も大きなプラットフォームである。
「VR(仮想現実)は究極の現実逃避主義が創り出したエンターテインメントだ」と主張するハンケ氏は、「(一方で)ARは我々の現実世界での生活に織り込まれている」と続ける。
彼はARならば運転中のナビゲーションをより簡単にしたり、不慣れな場所の地下鉄から目的地へ辿り着いたり、家具や洋服を買う時にだって活用できるだろうと述べた。
ポケモンGOのようなゲームは良い使用事例であるが、ARの仕様ははさらにその先へと進んでいく。
「ARは、我々が携帯電話上でできる数多のことを、大幅に改善することだろう」、そうハンケ氏は語った。
しかし彼は「携帯電話でのAR体験は踏み石だ」とし、スマートグラスでの未来を確信している。
Google Glass(グーグル グラス)が良い結果を得られなかったことを踏まえても、だ。
「突き詰めれば、Google Glassは十分ではなかった」とハンケ氏は認めたものの、しかしMagic LeapやMicrosoft社の「HoloLens」がスマートグラスの技術を進歩させることに大きな期待を寄せている。
「Variety」とのインタビューでは、彼はMagic Leap社のARアプリを制作しうるだろうと仄めかしていた。
「数年後になるんじゃないかな、実際に稼動するには何度もテストをしなければいけないからね」、そうハンケ氏は締めくくった。
出典 Niantic CEO: AR will reach full potential ‘when we get the glasses’
いかがでしたか?
ハンケ氏によれば、ポケモンGOでは今後数ヶ月の間にいくつか重要なアップデートが予定されているとのこと。
以前にもハンケ氏は「2017年は4半期に1度のアップデートを予定している」と発言しており、その通り「金銀ポケモン実装」、「新ジムとレイドバトルの実装」、「伝説ポケモンの実装」が遂げられてきました。
「対人戦は2018年以降、次に来るのは第三世代」と発言していることからも、2017年最後の大アップデートは第三世代ポケモン実装になりそうですね。
また2017年10月中旬のアップデート(Android 0.79.2/iOS 1.49.2)ではARKitに関するコードの調整が入っていたので、新AR機能のお披露目が近づいているのかも?
何だかんだでインタビュー内容を地道に実現し続けてくれたハンケ氏なので、今後の動向にも期待したいところです。
新情報が分かり次第、ポケマピでお伝えしていきますね!
コメント
今後のイベントに期待させる
その前に 現在のポケジムですが
お寺 教会にあるジムに 他人が
複数 侵入して レイドバトルする許可
いただいてるの⁉
幼い頃 遊んだ お寺だけれど
墓参りに来られても 駐車場 満車で 住職さん かなり迷惑してるよ❗
第三世代より、トレード機能を実装して欲しい。
地域限定除きでコンプしたけど、ボックスが一杯飴にするには勿体ないし他の人にあげたい。
数ヶ月ねぇ…
便利な言葉だこと。
実装前のカミングスーンを忘れないからな
リアルスーンじゃなかったっけ
どうでもいいけど