最終更新日 | 2017年9月14日(木) |
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古いモデルのスマホ(スマートフォン)や、iPhone 5以前のiPhoneでポケモンGOをプレイしているトレーナーのみなさん、アプリがよく落ちたり、バッテリーの消耗が激しかったりしませんか?
ポケマピの記事「iPhone 5sユーザーの強制終了あるある」でもご紹介しているように、ゲームプレイに支障が出てお困りの方もいると思います。
iPhone X/iPhone 8の発売を機に、最新iPhoneに変えてみてはいかがでしょうか?
今回は、iPhone XとiPhone 8についてをまとめました。
目次
iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plus
よく「アイフォン」と間違えて覚えられている、Appleの「iPhone(アイフォーン)」。
今年2017年は、初代iPhone発売開始からちょうど10周年ということで、Appleは2モデル3種類の新型iPhoneを発表しました。
1つはアニバーサリーモデルの「iPhone X(アイフォーンテン)」。
「iPhoneの10周年記念モデル」として、数字の「10」にかけてローマ数字の「X」が採用されました。
そして、同時に発表されたのが「iPhone 8/iPhone 8 Plus」。
こちらはiPhone 7/iPhone 7 Plusを刷新したモデルとして登場しました。
公式発表前は、名称がiPhone 7s/iPhone 7s Plusになると思われていたため、驚きの声も挙がっています。
発売日
iPhone Xの予約受付開始日・発売日
リーク情報やアナリストの予想では、「9月15日に予約受付開始、9月22日に発売」でしたが、実際はその予想からは大幅に遅れ、10月27日に予約受付開始、11月3日に発売となりました。
iPhone Xには多くの最新技術が取り入れられるため、生産が追いつかなかったのでしょうか…?
予約受付開始 | 2017年10月27日(金) 日本時間 午後4時01分~ |
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発売 | 2017年11月3日(金) |
iPhone 8/8 Plusの予約受付開始日・発売日
一方、iPhone 8/8 Plusは予想が当たり、9月15日に予約受付開始、9月22日に発売となりました。
「発表イベントの週末に予約受付開始、その翌週に発売」という例年通りの流れですね。
予約受付開始 | 2017年9月15日(金) 日本時間 午後4時01分~ |
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発売 | 2017年9月22日(金) |
価格
10周年記念モデルというだけあって、やはりiPhoneXはやや高めの価格設定。
ストレージ容量は64GBと256GBの2種類です。
※全て税別表示です。
iPhone X | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | |
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64GB | 112,800円 | 78,800円 | 89,800円 |
256GB | 129,800円 | 95,800円 | 106,800円 |
カラーバリエーション
iPhone Xはシルバー、ブラック、新色のブラッシュゴールドの3色展開という情報が最も有力でしたが、実際に発表されたのはシルバーとスペースグレイの2色。
有力情報と思われていた新色ブラッシュゴールドの登場は、残念ながらありませんでしたね。
iPhone 8/8 Plusは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色が発売されます。
従来のローズゴールドはなくなり、新しいゴールドが追加されました。
スペック
iOS11搭載
最新のバージョンであるiOS11搭載。
iOS11には、今までにない新たな能力が複数加えられています。
3D顔認証「Face ID」
前々から噂されていた「顔認証機能」。
TrueDepthカメラシステムにより、顔認証「Face ID」が実現しました!
Face IDで、iPhoneのロック解除、認証、支払いができます。
Apple Payでも利用できるほどの高い安全性。
また、iPhone Xを注視した時しかロックは解除されない仕組みです。
通知メッセージを読んでいる時には、画面を明るいままにすることもできます。
耐水機能アップ
iPhone Xには、IP67等級の防沫性能、耐水性能、防塵性能が備わっています。
iPhone7/7 Plus同様、安心して使用できるでしょう。
耐水から防水への性能アップに期待が高まりましたが、今回のモデルでは耐水にとどまりました。
A11 Bionic搭載
最もパワフルで最も賢い「A11 Bionicチップ」を搭載。
A11 Bionicは、6つのCPUコアと43億個のトランジスタで設計されています。
A10 FusionよりもCPU効率コアが最大70%高速、2つのCPU性能コアは最大25%高速と、iPhone7の1.5倍性能がアップしました。
さらに、人工知能の一種である「ニューラルエンジン」により、毎秒最大6,000億の演算処理が可能。
新機能の「Face ID」や「アニ文字」を背後でサポートしているのも、ニューラルエンジンです。
A11 Bionicチップにより、ゲームやアプリケーションでのAR(拡張現実)体験がより滑らかでリアルになります。
本体/画面
OLEDスクリーン/Super Retinaディスプレイ
iPhone Xの画面はOLED(有機EL)スクリーンで、1,000,000:1のコントラスト比や高い解像度・輝度などを誇るハイクオリティーなディスプレイとなりました。
iPhone 8とiPhone 8 Plusのコントラスト比は、それぞれ1,400:1、1,300:1であることから、iPhone Xの性能の高さがわかります。
ベゼル
iPhone Xにはベゼル(ふち)がほとんどありません。
ベゼルが薄くなった分、画面が大きくなり、デイバス自体がディスプレイであることが特徴です。
サイズ
iPhone Xのサイズは、リーク情報やアナリストの予想通り5.8インチ。
本体サイズはiPhone 8 Plusより小さいものの、ディスプレイの大きさはiPhone 8 Plusよりも大きいです。
iPhone X | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | |
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画面 | 5.8インチ | 4.7インチ | 5.5インチ |
高さ | 143.6mm | 138.4mm | 158.4mm |
幅 | 70.9mm | 67.3mm | 78.1mm |
厚さ | 7.7mm | 7.3mm | 7.5mm |
重量 | 174g | 148g | 202g |
ボディ
iPhone X/8/8 Plusは、ワイヤレス充電を可能にするためにガラス製のボディが採用されました。
前面、背面ともに、スマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるガラスで作られており、iphone Xはステンレススチール製フレーム、iPhone 8/8 Plusはアルミニウム製フレームで仕上げられています。
今までのものより50%も深い強化層を持っている強靭なガラスのため、「画面割れ」を軽減できそうですね。
また、撥油コーティングされているため、汚れや指紋を簡単に拭き取れます。
ホームボタン/サイドボタン
iPhone Xと他のモデルとの違いは、やはりホームボタンの有無。
前面すべてをスクリーンにするために、ホームボタンが廃止されました。
ホームボタンがなくなることで画面上にパーツが一切なくなり、操作性の向上が見込めます。
そして、ホームボタンの代わりに新しい操作方法が搭載されました。
画面下部に横長のバーが表示されており、ホームボタンの役割を果たします。
- 「ホーム」
画面を下からスワイプするとホーム画面に戻れます。 - 「マルチタスキング」
今までホームボタンをダブルクリックすることで表示できたマルチタスキングは、画面を上にスワイプして止めるだけで表示することができるようになりました。 - 「Siri」
本体右側にあるサイドボタンを長押しすることでSiriを呼び出せます。 - 「Apple Pay」
サイドボタンをダブルクリックすると、Apple Payで支払いができます。
iPhone 8/8 Plusには今までのモデルと同様、ホームボタンが存在し、指紋認証システム「Touch ID」でロック解除などができます。
カメラ
デュアル12MPカメラ
ホームボタンの他に、iPhone Xが他のモデルと明らかに違う点は、カメラの配置位置。
縦に並んでいるのが特徴的ですね。
クアッドLED True Toneフラッシュやスローシンクロ、デュアル光学式手ぶれ補正などを搭載し、iPhone 7 Plusのカメラ性能をさらに進化したものとなっています。
HEIF圧縮テクノロジーにより、今までと同じ画質の写真や動画を半分のファイルサイズで撮影できるという驚きの性能も。
TrueDepthカメラ
iPhone Xのフロントカメラの性能が格段にアップしました。
小さなスペースに、「赤外線カメラ」「投光イルミネータ」「近接センサー」「環境光センサー」「スピーカー」「マイクロフォン」「ドットプロジェクタ」が搭載されています。
そして、フロントカメラでもポートレートモードが使えるようになりました。
被写界深度エフェクトを使って、セルフィーを撮影できますよ。
また、新たに「ポートレートライティング機能」が搭載されました。
この機能は、iPhone XだけでなくiPhone 8 Plusにも対応しています。
- 「自然光」
顔にピントを合わせ、背景をぼかす - 「スタジオ照明」
顔が明るく写る - 「輪郭強調照明」
明暗をつけて印象的に - 「ステージ照明」
背景が黒くなり、顔にスポットライトが当たる - 「ステージ照明(モノ)」
ステージ照明と同じ機能で、モノクロ写真になる
アニ文字
キャラクターに変身できる新機能「アニ文字」。
TrueDepthカメラがA11チップと連係し、ユーザーの声と表情を絵文字に反映することができます。
作成したアニ文字は、「iPhone X同士・iMessage」でのみ送受信可能のようです。
今後、アニ文字対応の端末が増えるといいですね。
充電/バッテリー
USBケーブル(充電コード)が必要なくなり、ついにワイヤレス充電が実現!
専用マットに本体を置くだけで充電できるワイヤレス充電は、iPhone X/iphone8の両モデルに実装されます。
ただ、自宅などでワイヤレス充電を可能にする「AirPowerマット」の登場は2018年になるので、しばらくは今まで通りUSBケーブルでの充電になります。
AirPowerマットが登場するまでは、ホテルや空港などに置いてあるQi規格のワイヤレス充電器で、ワイヤレス充電を体験することができますよ。
また、A11チップにより作業効率が向上し、1回の充電によるバッテリーの駆動時間がiPhone 7より最大2時間長くなりました。
急速充電にも対応しており、30分で最大50%の充電が可能です。
イヤホンジャック
昨年のiPhone7/7Plusの発売発表で衝撃的だったことは、イヤホンジャックの廃止ではないでしょうか?
「充電しながらイヤホンが使えない」
「ワイヤレスイヤホン買ったほうがいいかな…」
「変換アダプタ失くしそう」
など、使い勝手の悪さが問題視されてきましたが、やはりiPhone X/iPhone 8でもイヤホンジャックの復活はありませんでした。
ところが、iPhone 7/7 Plusの発売当初には附属されなかった「EarPods with Lightning Connector」という、変換アダプタ付きのイヤホンが附属されます!
また、お気に入りのイヤホンも使用できるように変換アダプタ(ヘッドフォンジャックアダプタ)も同梱されます。
iPhone7/7Plusは、通常のイヤホンの使用とiPhoneの充電が同時にできないデメリットがありますが、iPhone8にはワイヤレス充電が搭載されるため、「通常イヤホン&充電」が同時にできますよ。
ただ、ワイヤレス充電器「AirPower」は2018年に登場するため、それまでは少し不便かもしれません。
AirPower発売前に、イヤホンの使用と充電を同時にしたい場合は、AirPodsなどのBluetoothのワイヤレスイヤホンを使いましょう。
AirPodsのケースは丸みを帯びたデザインのため、手を滑らせて落としてしまうことがあります。
シリコンケースに入れることで滑り止めになるのはもちろん、落下したときの衝撃を和らげてくれますよ。
豊富なカラーバリエーションの中から、お気に入りのカラーを選んでみてはいかがでしょうか?
iPhone 6s/7/8/Xの比較
処理能力などの性能面を比較してみました。
6s | 7 | 8 | X | |
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容量 | 32GB 128GB | 32GB 128GB | 64GB 256GB | 64GB 256GB |
チップ | A9 | A10 Fusion | A11 Bionic | A11 Bionic |
シングルスコア | 約2500 | 約3400 | 4300~4600 | 4300~4600 |
マルチスコア | 約4000 | 約5500 | 7000~8500 | 7000~8500 |
RAM | 2GB | 2GB | 2GB | 3GB |
バッテリー 駆動時間 | 6sより 2時間長い | 7とほぼ同じ | 7より 2時間長い | |
高速充電 | × | × | ○ | ○ |
コントラスト比 | 1,400:1 | 1,400:1 | 1,400:1 | 1,000,000:1 |
防沫/耐水/防塵 | × | ○ | ○ | ○ |
A11 Bionicのベンチマークスコアを解析したIce universe氏の情報に基づく数値
※「RAM」
iOS 11を解析したSteve T-S氏の情報に基づく数値
上記比較表から、iPhone Xの性能がいかに良いのかがわかりますね!
iPhone Xに搭載されているA11 Bionicは、iPhone 7に搭載されているA10 Fusionよりも、CPU効率コアが70%、2つのCPU性能コアが25%も高速です。
つまり、iPhone 7よりも約1.5倍性能がアップしているということです。
また、RAMの大きさも最近のモデルの1.5倍である3GBになりました。
RAMとは・・・
プログラムが作業領域として使用する容量のこと。
領域が広いほど様々なデータ処理を一度に行えるようになります。
作業における「机の広さ」と例えられることも。
一般的に、RAMが2GB以上であれば、ポケモンGOなどのゲームアプリを問題なくプレイすることができると言われています。
iPhone6以前はRAMが1GB以下なので、アプリの強制終了が絶えません。
RAMが3GBのiPhone Xなら、サクサク快適にプレイできますよ。
実際、ポケマピ調査班のiPhone 5sユーザーも強制終了に悩まされており、新型iPhoneの購入を検討しているようです!
iPhone X対応ケース
iPhone Xに対応したケースが続々と登場しています。
ワイヤレス充電対応!iPhone X専用薄型ケース
こちらは、iPhone Xの大きな特徴の1つであるワイヤレス充電に対応したケースです!
内側には便利なカードポケットも付いていますよ。
iPhone X対応通常ケース
また、ワイヤレス充電対応ではない(明記していないだけ?の)ケースも登場し始めていますよ。
※実際にそれらの製品がワイヤレス充電に対応しているのかしていないのかは、現時点で不明です。
ワイヤレス充電器「AirPower」は2018年に登場するため、発売後しばらくは従来のようにUSBで充電しなければなりません。
そのためAirPowerの発売までは、ワイヤレス充電に対応していないケースを使うのもアリだと思いますよ。
ワイヤレス充電を使うつもりがない方は、対応・非対応に関係なくお好きなケースを選ぶことができます。
iPhone 7のケースはiPhone 8でも使えるの?
iPhone 7/7 PlusのケースがiPhone 8/8 Plusでも使えるかどうかが気になりますよね。
iPhone 7/7 PlusとiPhone 8/8 Plusの大きさの差は0.1~0.2mmなので、ほとんどの製品は両機種とも使用できると思われます。
タイトなデザインの製品は、念のため、使用できるかどうか確認したほうがいいかもしれません。
いかがでしたか?
iPhone XもiPhone 8も、かなり性能が上がっていますね…!
現在お使いの機種が古くて困っている方も、新しい機能に興味がある方も、新型iPhoneの発売を機に、最新機種に変えてみてはいかがでしょうか?
画像出典 Apple(アップル)
コメント
iPhone 6 から iPhone Xに機種変更したらボール遠くに投げても近くに落ちて、
しまう気しますがいかがでしょうか?
気のせいかグラードンが取りにくくなった気がしますがどうですか。
iPhone8plusを使っています。電池の減りが激しく、iPhone6splus iOS10.3.3の2倍のスピードで電池が消耗します。
iPhone8をポケモンに使うのはもったいないです。すぐに寿命が尽きます。
iPhone7のiOS10モデルを手に入れれば、一番快適と思います。
追記です。
iPhone8、ios11.0.1で低電力モードでアバターが止まり、
通常モードにすると復帰しますが、通常モードでも時々止まります。
低電力モードよりはましかもしれませんが、電池の減りが早く長時間のプレイはきついです。
ポケモンGOを楽しむためには、対応が確認されてからのほうがよさそうです。
iPhone8、ios11でウォーキングのおともにポケモンGOをプレイしていますが、
度々アバターがその場で動かなくなり、自分の動きにリンクせず、
アプリを再起動しなおさないと復帰しません。
レイドでの動きもカクカクしており、まるでスペックが足りないかのような動きです。
ポケモンGO公式ホームページでは対応機種にiPhone8はまだ記載されいません。
サポートダイヤルに問い合わせたところ、まだiPhone8では未検証という回答でした。
Plusの反応は遅い、マップ上で動かなくなる
ポケモンGOプレイヤーはIphone8に買い替えるの待った方がいい。
買い替えた私がいうんだから間違いない(w
情報ありがとうございます