金銀から、シードラは新たにキングドラという進化先が追加されました。
タッツー | シードラ | キングドラ |
今回は、追加されたキングドラのオススメ技を徹底解説します!
目次
キングドラの覚える技
通常技
名前 | タイプ | 威力 | CD | DPS | EPS |
---|---|---|---|---|---|
みずでっぽう | みず | 5 | 0.5 | 10 | 12 |
りゅうのいぶき | ドラゴン | 6 | 0.5 | 12 | 8 |
ゲージ技
名前 | タイプ | 威力 | CD | DPS |
---|---|---|---|---|
げきりん | ドラゴン | 110 | 3.9 | 28.21 |
ハイドロポンプ | みず | 130 | 3.3 | 39.4 |
ふぶき | こおり | 130 | 3.1 | 41.94 |
通常技は「みずでっぽう」と「りゅうのいぶき」で、どちらも発動が0.5秒と早い通常技です。
ゲージ技は「げきりん」「ハイドロポンプ」「ふぶき」等、豪華なラインナップとなっております。
見た感じの印象としては、ハズレ技がないといった印象です。
キングドラのコンボDPS
どの技が最適技かを比較する時に、「コンボDPS」という考え方があります。
「コンボDPS」とは、通常技とゲージ技をひとつながりとして「1秒間あたりに与えることの出来るダメージ量」を比較する考え方です。
※「コンボDPS」の詳しい内容は、こちらの記事にまとめてあります。
順位 | 通常技 | ゲージ技 | コンボDPS |
---|---|---|---|
1 | みずでっぽう | げきりん | 23.51 |
2 | みずでっぽう | ハイドロポンプ | 22.93 |
3 | りゅうのいぶき | げきりん | 22.79 |
4 | りゅうのいぶき | ハイドロポンプ | 22.16 |
5 | みずでっぽう | ふぶき | 20.49 |
6 | りゅうのいぶき | ふぶき | 20.36 |
コンボDPSでは、通常技は「みずでっぽう」が上位に来ています。
「みずでっぽう」は「りゅうのいぶき」よりも威力が低いですが、EPS(=1秒あたりのゲージ増量)は「りゅうのいぶき」よりも上なので、評価が高くなっているといったところでしょうか。
なので、オススメ技は「みずでっぽう」ということになるのでしょうか・・・?
キングドラの強みとは?
「みずでっぽう」キングドラは差別化が難しい
コンボDPSの指標上、最適技は「みずでっぽう/げきりん」ということになりました。
しかし、ここで考えて頂きたいのは他ポケモンの差別化です。
「みずでっぽう」を覚えるポケモンは、ポケモンGOでは掃いて捨てるほど多く、かつキングドラの最大CP(2424)より高いポケモンもたくさんいます。
CP2424を超える「みずでっぽう」使い | ||
---|---|---|
ヤドラン | ラプラス | シャワーズ |
オムスター | オーダイル | ヤドキング |
基本スペックが足りていない分、水タイプの土俵に上がるのは厳しいです。
水タイプとしてではなく、ドラゴンタイプとしての活路を見出してみましょう。
「りゅうのいぶき」キングドラはトレーニングで使える?
ドラゴンタイプの「りゅうのいぶき」使いは、キングドラとカイリューの一族しかいません。(そもそもドラゴンタイプが4匹しかいません)
無論、水タイプ以上に、カイリューと比較されたら勝ち目はないです。
しかしカイリューは、トレーニング用ポケモンとして使われることが少ないので、キングドラは最大CPの低さを活かした役割が持てます。
他にも、キングドラはカイリューにはない個性も持っています。
キングドラは、耐性タイプが優秀!
キングドラの耐性(=効果は今ひとつに出来る)タイプは、以下のようになっています。
はがね | |
ほのお | |
みず |
ご覧の通り、水、炎タイプに2重の耐性を持ち、相手の技を0.64倍まで軽減することができます。
現在登場しているポケモンの中で、水タイプの攻撃を0.64倍まで軽減できるポケモンはキングドラのみ。
まさにキングドラのみが持つ、オンリーワンの強みと言えます。
キングドラの持てる役割は、水タイプキラー!
キングドラの強みをまとめると、
- 低めのCPで、トレーニングの名声を上げやすい
- 回転の早く、回避しやすい通常技「りゅうのいぶき」を覚えるドラゴンタイプ
- 瞬間火力が強力な「げきりん」を覚えるドラゴンタイプ
- 水タイプの攻撃を0.64倍まで軽減できる耐性
このようになります。
これらの要件をまとめると、キングドラが最も活躍できるシーンは、
「トレーニングにおける水タイプキラー」
ではないでしょうか。
キングドラのダメージ計算
実際に、キングドラは水タイプポケモン相手に名声1000を得ることができるのか、ダメージ計算機で検証してみます。
名声1000を得るためには、相手のCPの半分以下で勝利する必要があるため、非常に厳しい対戦になることが多いですが、キングドラはどうでしょうか。
今回は、ジムに最も置かれているであろう水タイプポケモン、シャワーズを仮想敵とします。
シャワーズのポケモンレベル30、個体値100%のCPは2706なので、キングドラはそのCPの半分以下となるように、ポケモンレベル19.5、個体値100%とし、CP1350で挑みます。
以下は検証結果です。
キングドラの殲滅スピード比較
ひたすら通常技で攻撃してゲージが溜まったら即放つという行動を取った場合、どの技の組み合わせがHP402のシャワーズを一番倒すのが早いか比較できます。
※相手の残りのHPが僅かで、ゲージ技を放つより通常技連打のほうが早い場合は切り替えて計算を行います。
※あくまで理論値なので、この時間通りに倒せる保証はありません。参考程度に見てください。
順位 | 通常技 | ゲージ技 | 殲滅スピード |
---|---|---|---|
1 | りゅうのいぶき × 55 | げきりん × 3 | 39.2秒 |
2 | みずでっぽう × 45 | げきりん × 5 | 42秒 |
3 | りゅうのいぶき × 72 | ハイドロポンプ × 2 | 42.6秒 |
4 | りゅうのいぶき × 78 | ふぶき × 2 | 45.2秒 |
5 | みずでっぽう × 68 | ハイドロポンプ × 4 | 47.2秒 |
6 | みずでっぽう × 73 | ふぶき × 4 | 48.9秒 |
「りゅうのいぶき×げきりん」で、連打を行った場合、シャワーズを倒すのにかかる時間は39.2秒。
次に、防衛のシャワーズ側がキングドラを倒す時間も算出し、検証してみます。
防衛ポケモンは、技と技の間にかかる時間がおおよそ2秒と言われています。
なので、大雑把な計算ですが、防衛ポケモンの技のCD(=技の発動時間)に+2秒追加した場合の防衛ポケモンの殲滅速度を比較してみます。
※技被弾によるゲージ増加などの要素は今回は適用しません。防衛側は被弾によってゲージが増えやすいので、実際の秒数とは異なります。
防衛シャワーズの殲滅スピード比較(すべて被弾)
順位 | 通常技 | ゲージ技 | 殲滅スピード |
---|---|---|---|
1 | みずでっぽう × 15 | アクアテール × 2 | 45.3秒 |
2 | みずでっぽう × 17 | ハイドロポンプ × 1 | 47.8秒 |
3 | みずでっぽう × 18 | みずのはどう × 2 | 55.4秒 |
防衛シャワーズの殲滅スピード比較(ゲージ技のみ回避)
順位 | 通常技 | ゲージ技 | 殲滅スピード |
---|---|---|---|
1 | みずでっぽう × 27 | ハイドロポンプ × 1 | 72.8秒 |
2 | みずでっぽう × 27 | みずのはどう × 2 | 77.9秒 |
3 | みずでっぽう × 25 | アクアテール × 4 | 78.1秒 |
あくまで理論値による検証でしたが、どうでしょうか。
攻撃キングドラが防衛シャワーズに倒すのにかかる時間が39.2秒。
それに対し、防衛シャワーズが攻撃キングドラに倒すのにかかる時間は、すべて被弾した場合でも45.3秒。
ただ、流石に「ハイドロポンプ」一発で済むとは思えないので、実際はもう少し激しい攻撃を受けそうです。
そして、ゲージ技を回避した場合は72.8秒です。
計算によると、キングドラはCP差が倍以上のシャワーズの攻撃をゲージ技のみ回避した場合でも、余裕を持って倒せる結果となりました!
キングドラの通常技は発動0.5秒の「りゅうのいぶき」なので、回避に失敗する可能性は低いです。
ここから先は実戦を通して答えがでる形となりますが、キングドラは水タイプキラーとして優秀ということは、今回の計算による検証でも証明できたと思います。
いかがだったでしょうか。
キングドラの活かし方は人それぞれだと思われますが、ポケマピではキングドラの水タイプ耐性に着目し、水タイプキラーとしてのキングドラのオススメ技を紹介しました。
皆さんはキングドラはどのように育てていますか?
コメントでご意見お待ちしております!