ガルーラ+グロウパンチにトラウマを思い出すユーザー多数…
新イベント「バトルウィーク」の開始に伴い、一部の格闘ポケモンとガルーラが新技「グロウパンチ」を覚えるようになりました。
通常プレイヤーにとっては楽しい仕様変更のはずですが、一部の原作をプレイしてきたユーザーは、「ガルーラ」「グロウパンチ」というキーワードにトラウマを思い出すプレイヤーも…。
グロウパンチ…ガルーラ…うっ、頭が… pic.twitter.com/H5AGE0eqXm
— Caz (@caz_wind) 2019年3月5日
ガルーラにグロパンが実装か。
うっ…頭が…— ランテ@ポケモン (@d89hbfchURu89p0) 2019年3月6日
この「うっ、頭が…」となるトラウマとは、原作で猛威を振るった「メガガルーラ」のことを指します。
今回の記事では、そんな原作の「メガガルーラ」について解説します。
メガガルーラとは
原作のポケモンゲームソフト「ポケットモンスターX・Y」「ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア」から、新たな要素「メガシンカ」が登場しました。
これはポケモンの通常の進化とは異なり、「一部のポケモンは戦闘中にのみ進化できる」といった要素です。(戦闘終了後元に戻ります。)
そしてガルーラはこの「メガシンカ」対象ポケモンであり、「メガガルーラ」に進化することが出来ました。
メガガルーラに進化をすると、袋の中の子供が独立し、親子同時で戦えるようになる「おやこあい」が発動します。
画像出典 ポケモンずかんメガガルーラ – ポケモンだいすきクラブ
メガガルーラの強さの根源は、この「おやこあい」。
これは、「1度の攻撃で2回の攻撃判定が発生する(2回目の攻撃は0.5倍)」という、凄まじい強さを持った性能でした。
さすがに2回目の攻撃は0.5倍の補正がかかりますが、1回目、2回目合わせて実質すべての技を1.5倍の威力で打てたのです。
通常、原作では技の威力を1.5倍もの補正を掛けるとしたら、「1つの技しか選択できない」「1試合に1度だけ」などの重たい制約が課せられるものですが、メガガルーラはこれを常時ノーリスクで行います。
さらに、ダメージ量が増えるだけではなく、あくまで「攻撃を2回行う」という点がミソです。
そのため、発動すると「100%の確率で攻撃力がアップ」する「グロウパンチ」は、1度の攻撃で攻撃力が2段階も上昇していました。
攻撃を行いながら攻撃力を倍にしてくるため、こうなったらもう手が付けられません。
メガガルーラ1匹で相手のポケモン3匹倒すなど、当時はよくある光景でした。
ポケモンGOで例えるなら、
「相手の1回目の攻撃をシールドを守っても、2発目は必ず被弾してしまう」
「グロウパンチを1回使用ごとに、『こうげきがあがった!』『こうげきがあがった!』と2回分攻撃上昇する」
と置き換えれば、その性能の異常さを汲み取っていただけますでしょうか。
そんなメガガルーラは当然対策必須のポケモンなのですが、上記の「おやこあい」の他にも、
「覚える技の豊富さ」「高い素早さ」「高水準な耐久力」
などをかてて加えて併せ持ち、対策できるポケモン自体が限られていました。
また、有効なメガガルーラ対策が発見されても、さらにそれを対応できる器用さがメガガルーラにはありました。
最終的には、ほとんどのユーザーが「メガガルーラ対策にはメガガルーラを使う」という結論に達し、そのため「パーティを組む時はまずメガガルーラを入れてから残りの5匹を考える」事になり、ポケモンの多様性が失われつつあったのは言うまでもありません。
ちなメガガルーラ知らない人の為に
その1、メガガルーラだけ1匹で1ターン2回行動した事になる
その2、ステータスアップ系技使うとメガガルだけ二倍あがる。
その3、メガガルーラ対策にはメガガルーラ使うしかないって言われて嫌気さした人が大量に引退した— ワニと最後のサーカス (@wani_degi) 2018年11月28日
ガルットモンスター(ガルモン)
当時の対戦環境は「いかにメガガルーラで勝つか」「いかにメガガルーラを倒すか」がコンセプトと言っても過言ではなく、あまりにメガガルーラが環境を支配していた当時の環境を皮肉って「ガルットモンスター(ガルモン)」などと呼ばれる始末。
しかもポケモンはオンライン対戦ができるゲームとしては珍しく、「ゲームバランス調整」のアップデートがほぼされないことから、ガルモン時代は約3年も続きました。
この世代を「暗黒期」と呼ぶ人も少なくありません。
今回頭を痛めたユーザーさんたちは、「ガルーラ」「グロウパンチ」というキーワードに反応し、ガルモンの再来が一瞬でも頭をよぎったのではないでしょうか…。
ガルーラ、グロパン、うっ…頭が…
— alu (@ALU0227) 2019年3月6日
グロウパンチ…
おやこあい…うっ頭が…。— HとMのゲームアカウント (@HM19766284) 2019年3月6日
トレンドにグロウパンチがあって頭にガルーラが浮かんで震えたけどどうやらポケモンGOの話らしくて安心した pic.twitter.com/85g3AEKZ3W
— * ੈ✩‧₊˚姫宮✿みみちゃん⋆。˚✩ (@himemiya_mimi) 2019年3月5日
ガルットモンスターの再来やめろ
— あしくさゆーき (@Yuk_Maniacs) 2019年3月6日
まとめ
ちなみに第七世代(現世代)からは、メガガルーラ及び「おやこあい」にマイルドな調整が入り、無事ガルモンは鳴りを潜めることになりました。(依然メガガルーラは強いけど)
ポケモンGOでは、ゲームバランスの調整が度々行われていることから、上記のような時代は訪れないことと信じたいですね。
コメント
ガルットモンスターの異常さは記事の通りですね。
しかし、実は真の問題は別にあります。
ポケモン特有というべきか、ユーザーたちの危機感のなさです(現在の剣盾炎上により少しマシに)
このようなバケモノをアプデ調整もされずに3年も放置されたのは、当時のゲームとしても異常なことでした。
10年ほど前にデュエルマスターズにてボルバルマスターズという狙ったのかよく似た事件が起きてて、こちらは少なくともガルモンよりはるか昔ながら1年半少しで禁止になりました。
そして、ガルモンときたら、このような惨状にも関わらず、実のところ危険視の声は数えれるであろう程度しかなく、大半はいつものように機械のように「対策でおK対策でおK」で済まそうとしていました。現在でいうメガシンジャに当たりますね。
一方ボルバルは10年前にも関わらず、禁止運動が起きたりとしっかり批判されてました。
この大半のユーザーの危機感のなさは現在の剣盾の数々の杜撰さを前にしても相変わらずであり、ポケモンを語る上で避けては通れないポイントになるでしょう
うわさのガルパンおじさんか!!
メガガルーラに関しては 本当に色々あったから まとめるのは結構大変そうですね
6世代時代のメガガルーラは歴代最強のポケモンだったのは間違いないです。メガ進化勢の中でもかなり異彩を放ってましたし、普通の人も不満を持ったり畏怖を感じていたり 強い人も内心こんなに強くていいのかって感じで使ってたみたいなんで。
メガガルーラのステータスは 素早さがそこそこある点と親子愛の超火力を持ち合わせているのに結構硬いです。HPが同じポケモンである原作のほうのミュウツーに比べて若干硬いくらいです。メガガルーラはステータスにおいて HP攻撃防御素早さにおいて高水準であったので 初期の攻撃素早さはもちろん HP攻撃 特攻素早さ 終盤から出現した攻撃防御の方向性に育てることができ ステータスと技の組み合わせでメガガルーラの見た目で何をやってくるのか全然わからないけど対処をしくじると1.5~3体くらいは吹き飛ぶとかざらにありました。ちなみにサン・ムーンになってもこの耐久の高さを生かして特殊Z技を耐える攻撃特防重視のメガガルーラがダブルバトルで生まれておりHP込みでの耐久の高さと火力と素早さを両立することは原作のゲームではかなりやばいポケモンに入ってきます。
ポケモンgoのサイトなんだからガルーラ以外はグロパン覚えても意味ないってツイートを検証して掘り下げてからガルットモンスター云々書けばいいのに、6世代のライトユーザーの愚痴箇条書きしただけやん
体重の記事もそうだけどろくに知らない原作のことに首突っ込んでネバーまとめレベルの記事仕上げんのやめてほしい、何でかって知らない人に間違った情報が拡散されるから
ガルーラがグロパン以外に何覚えるかとか6世代にどんなパーティーが流行ったか、どんなパーティーが1位になったかとか多分管理人は知らないだろうな
ポケマピはツールが優秀なこと以外本当に駄目な情報サイトだということを再確認しました
記事読んだけど、そんなにおかしいかな?
間違った情報が拡散されてるとは思わなかった。
両方ともの記事を楽しく読めました。