みなさんは「スマホの充電に時間がかかる!」と感じたことはありませんか?
電力消費の激しい「ポケモンGO」などのゲームアプリをプレイされている方にとって、「充電」は欠かすことのできない作業ですよね。
中には、1日に何度も充電している方もいらっしゃると思います。
スマホに必要不可欠な充電ですが、実は、急速充電対応のUSB電源アダプタとそれに見合ったケーブルを組み合わせることで、“急速充電”が可能になるんです!
スマートフォンの充電速度を上げる方法やおすすめのUSBアダプタ、実際の使い心地などをご紹介します!
スマホを急速充電!USB電源アダプタとケーブルの組み合わせ方で充電速度が上がるよ!
急速充電とは
「急速充電」とは、その名の通り、急速に充電することです。
ただ、充電速度は端末やアクセサリによって差が生じるため、どれくらい速いと急速充電なのかという明確な定義がありません。
簡単に言えば、“それぞれの端末で最大限のスピードで充電する”ということです。
充電速度のポイントは「A(アンペア)」の大きさ
「A(アンペア)」とは、電気の流れる量を表す単位で、数値が大きいほど充電速度が速くなります。
「出力電流○A」などと記載されていることが多いです。
初期のUSB電源アダプタは1A
iPhoneの場合、購入時にApple純正品のUSB電源アダプタが付属されます。
このアダプタの出力電流は5W(5V-1A)。
もちろん充電性能に問題はありませんが、少し充電に時間がかかる印象です。
ただ、できることなら早く充電を完了したいですよね。
そんな時は、USB電源アダプタを替えてみましょう!
ケーブル選びも重要!2Aや2.4Aのアダプタに替えて急速充電しよう
急速充電するには、高出力のUSB電源アダプタが必要になります。
2Aや2.4Aなど、Apple純正付属アダプタ(1A)よりも出力電流が大きいものを選びましょう。
また、USBケーブルやLightning(ライトニング)ケーブルも急速充電対応のものに替えたほうが、より安全に快適に使用できます。
ケーブルのパッケージなどに記載されている「最大出力電流1.8A」や「高出力型2.4A」のような、出力電流の数値をチェックしてください。
種類が多いため迷ってしまうかもしれませんが、格安のものは品質や性能に問題があることもあるため、避けた方が無難です。
Androidスマホの場合は、ケーブルの種類にも注意が必要です。
USBケーブルには「充電専用」と「充電・通信」の2種類があり、充電専用のケーブルは文字通り充電しか行うことができません。
パソコンやタブレットなどに接続してデータ通信をする場合には、通信もできるケーブルを選んでくださいね。
スマホの最大充電速度もチェック
充電をするスマホが、何Aの出力まで対応しているのかを確認することも重要です。
Appleによると、iPhoneは電池残量80%までは高速充電、80%を超えると低速充電に切り替わるそうです。
そして、iPhoneの最大充電速度(対応出力電流)についてはAppleでは公表されていませんが、
- iPhone 5s…1A
- iPhone 6…1.4A
- iPhone 6 Plus…2.0A
程度だと言われています。
これにより、iPhone 5sを例えば12W(5.2V-2.4A)の電源アダプタで充電をしても、流れる電流は1Aまでとなります。
ただし、Apple純正の5Wの電源アダプタよりも電力を送る力が大きいため、充電速度が若干速くなることがあります。
iPhone 6やiPhone 6 Plusの場合、対応している電流が1Aを超えているので、これよりも電圧値や電流値が高い電源アダプタであれば純正よりも速く充電が可能です。
これはiPhone 7以降の機種も同様かと思われますが、機種によって急速になる度合いは異なります。
Androidの場合も、2Aや2.4Aの電源アダプタで急速充電をしようとする際には、スマホの最大充電速度も可能であれば確認しておくと良いでしょう。
2ポートタイプが便利!
また、出力電流が高いアダプタの中でも、2ポートタイプがおすすめです!
充電器とスマホの充電を同時にできるので、とても便利ですよ。
おすすめの2ポートUSB電源アダプタ
Anker(アンカー) / 24W 2-Port USB Charger ★★★★☆
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こちらは、Amazonの「携帯電話・スマートフォン用AC式充電器の売れ筋ランキング」で第1位のUSB電源アダプタ。
2台同時に急速充電可能、折りたたみ式でコンパクト、温度管理機能搭載など、様々な特長があります。
Anker製品という安心感もあり、愛用者の多い製品です。
「スマホ、ノートパソコン、カメラなどの充電に使っているがとても早い」
「スマホとモバイルバッテリーの自動時充電がてきて重宝している」
「熱くならない」
ELECOM(エレコム)/ 充電器 ACアダプター ★★★★☆
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こちらは、コンピュータ周辺機器メーカーであるELECOM(エレコム)の急速充電器。
スマフォを約2.5時間でフル充電できる急速充電タイプです。
また、10年使用できる長寿命設計を実現しており、耐久性重視の方には特にオススメです。
「もっと早く買えばよかった」
「隣のコンセントを邪魔しない」
RAVPower(ラブパワー) / 24W 2ポート USB充電器 急速充電対応 ★★★★☆
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こちらは、2011年に創業したRAVPower(ラブパワー)のUSB充電器。
旅行や出張などにおすすめのコンパクトタイプです。
充電保護システムにより、過充電や過放電、過熱またはショートによる損害を避け、端末とアダプタ本体を保護します。
また、差込口が光るのも特長といえるでしょう。
「作りがしっかりしていて丈夫」
「デザイン、機能、価格ともに良い」
実際の使い心地・感想
USB電源アダプタ | USBケーブル | モバイルバッテリー | Lightningケーブル |
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上記の製品は、執筆者である私が実際に使用しているものです。
家電機器のメーカーとして有名且つカスタマーレビューの高いAnkerで揃えて使っています。
実際の使い心地などをご紹介しますね。
Ankerの「24W 2ポート USB急速充電器」を使用してみて感じたことは、 “使用感の良さ”です。
高出力なのでApple純正のUSB電源アダプタよりも早く充電でき、使い心地が良いですよ。
USB差込口が2つある2ポートタイプですが、出力電流が偏ることなく2ポートともしっかりと働いてくれます。
ちなみに、この商品を購入する前に使用していたものは4ポートタイプの充電器でしたが、容量の大きいものを充電しようとするとエラーになり、充電できませんでした。
4ポートもあるのに、まともに使えたのは1ポートだけだったのは不満でしたね。
4ポートタイプで不満を感じていたため、2ポートタイプもまともに使えないんじゃないかと思っていましたが、そんな心配は無用なくらいしっかりと機能したので嬉しかったです。
モバイルバッテリー、モバイルバッテリーへ接続するUSBケーブルもAnker、iPhoneへ接続するLightningケーブルもAnkerと、メーカーを統一して使用していますが、使い心地はとても良いです。
使用中に熱くならないのも特長ですね。
そして、モバイルバッテリーは充電が完了すると、充電器に繋ぎっぱなしでも充電中を示す青いランプが消灯します。
サージ保護機能とショート防止機能も搭載されており、安全が保たれるので安心ですよ。
※ご紹介したモバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)は、ドコモ純正の充電器からは適切に充電できない場合があります。
みなさんもUSB電源アダプタやケーブルを替えて、急速充電してみてはいかがでしょうか。
2ポートタイプは使い勝手が良く、本当におすすめですよ。
以下の記事では、スマホの充電に役立つアイテムをご紹介しています。
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