今回は、インターネット回線の「auひかり」を解約したいと考えている方向けに「auひかりの解約方法」と「違約金を安く抑える方法」をご紹介いたします!
目次
auひかり解約時の注意点
はじめに、auひかりを解約する時に注意するべき点は、以下の3つです。
解約時の注意点
- 契約更新月以外に解約すると、違約金が発生する
- 契約しているプロバイダーに解約申請をする
- プロバイダーを解約するとインターネットが使えなくなる
- auひかりを解約すると「au光電話」が使えなくなる
- auひかりを解約すると「auスマートバリュー」の割引適用が外れる
auひかりの解約方法
auひかりを契約している方は、プロバイダーも同時に契約しています。
auひかりを解約するには、auショップなどに行くのではなく、契約しているプロバイダーに解約申請をする必要があります。
それでは、auひかりを解約する手順をご説明していきます。
1.auひかり解約時には、プロバイダーに連絡する
まずは、契約しているプロバイダーに解約申請をしましょう。
連絡する際に、解約希望日も合わせて伝えると良いでしょう。
auショップの窓口で解約を申請しても、受け付けてもらえないので注意が必要です。
またプロバイダー契約を解約すると、auひかり回線も解約されるので、インターネットが使えなくなるという点も注意が必要です。
使用しているプロバイダーのメールアドレスもまた、解約すると使えなくなるので、解約後もそのまま使いたいという場合、メールアドレスだけ残すプラン変更ができるかどうか各プロバイダーにご確認ください。
提携しているプロバイダーによって解約申請方法が異なるので、以下の表を参考にしてください。
プロバイダー | ||
---|---|---|
au one net | ― | |
@nifty | ||
@T COM | ― | |
BIGLOBE | ||
So-net | ||
DTI | ― |
2. auひかり解約時には、レンタル機器を返却する
プロバイダー退会の手続きをすると、レンタル機器(モデム)を返却しなければいけません。
auひかりの解約に伴って撤去工事が必要な場合、工事の立ち合いが必要となります。
撤去工事が必要ない場合は、レンタル機器を返却するための「返却キット」と「着払い伝票」がKDDI側から送られてくるので、同封されている案内書に従って指定の場所に郵送しましょう。
返却しなかった場合には、違約金が発生してしまう可能性があるので、必ず返却しましょう。
光回線の開通工事の際に、光コンセントを設置しているという場合は、撤去工事費として10,000円かかることがあります。
auひかりの解約金について
契約更新月以外にauひかりを解約した場合には、違約金がかかってしまいます。
auひかりは「ホーム(一戸建て)」と「マンション」の2つのタイプがあります。
タイプ別に違約金が異なるので、それぞれ詳しくご説明していきますね。
auひかり解約時「ホーム(一戸建て)」と「マンション」タイプ別の違約金
auひかりの「ホーム(一戸建て)」と「マンション」のタイプ別の違約金は、以下の通りです。
タイプ別の違約金
タイプ | プラン | 違約金 |
---|---|---|
0円 | ||
マンション | ||
ホームタイプの「ずっとギガ得プラン」は3年単位の自動更新で、「ギガ得プラン」は2年単位の自動更新となっている料金プランです。
マンションタイプの「お得Aプラン」は、2年単位の自動更新となっています。
上記の料金プランを契約更新月以外に解約すると、契約解除料がかかってしまいます。
ホームタイプもマンションタイプも「標準プラン」は契約期間の定めがない契約なので、いつ解約しても契約解除料はかかりません。
どのプロバイダーでauひかりを契約していても、au one netというauのものに加入していることになっているため、料金プランや月額料金、契約解除料は同じとなっています。
月の途中でauひかりを解約した場合の月額料金は、日割り計算で料金が発生します。
電話サービスなどのオプション使用料金も、日割り計算での支払いになります。
ただし、テレビサービスのみが日割りではなく月の途中での解約時でも満額の月額料金が発生します。
auひかり初期費用(工事費含む)の残金
auひかりを契約した際にかかる、工事費を含む初期費用を「分割払い」にしていて残金がある場合、解約時の最終請求月に初期費用の残額を一括請求されます。
auひかりのホームタイプの初期費用は、3万7,500円(税抜)かかり、分割払いの場合1,250円(税抜)×30回となっています。
マンションタイプの初期費用は、3万円(税抜)かかり、分割払いの場合1,250円(税抜)×24回となっています。
初期費用の残額の支払いがある方は、解約時に一括で残額を支払う必要があるので、注意しましょう。
auひかりの解約料を安くする方法
auひかりを解約する際に、解約料を安く抑える方法をご紹介していきます。
auひかりの契約更新月に解約する
auひかりの契約更新月に解約をすることによって、解約料の発生を防ぐことができます。
ホームタイプとマンションタイプの標準プラン以外のプランでは、契約が自動更新となっているため、契約更新月というタイミングを逃さないようにしましょう。
契約更新月がわからない場合は、契約している会社に問い合わせて確認しましょう。
引っ越し先でもauひかりを利用する
auひかりを解約する理由が引越しである場合、引越し先でもそのままauひかりを利用して、解約ではなく「移転手続き」をすることで出費を抑えることができます。
移転手続きをする場合は、今契約しているプロバイダーに移転申請をしましょう。
注意点として、引っ越し先でもauひかりを利用するけれど、引っ越し前に契約していたプロバイダーと引っ越し先で契約するプロバイダーを変更する場合は、解約したことと同じなので解約金が発生します。
また、引っ越しに伴い、解約ではなく移転という形を取る場合でも、引っ越し先で工事費用がかかってしまいます。
現在、初期費用を分割払いで工事費用を支払中であれば、初期費用(工事費用)残額分と同額を一括して割引、または、還元してもらえます。
キャッシュバック特典のある他社に乗り換える
auひかりを解約した後に、キャッシュバック特典のある他社に乗り換えると、キャッシュバック金額をauひかりの解約金に補填することができます。
光回線は固定回線として速度も速く、安定している素晴らしい回線ですが、ご利用状況によっては「光回線がオーバースペック」の場合があります。
大容量のデータ送受信を常時実行する必要があるなど(オンラインゲームなど)、「光回線ならでは」の品質が必要な方を除くと、意外に光回線よりも低速の回線でもネット環境を楽しめます。
また、自宅で無線LANルーター経由のWi-Fi接続でインターネットを楽しんでいる方は、そもそも光回線の速度を使っていない可能性もあります(=無線LANルータ親機の性能次第で、回線速度が大きく減衰するためです)。
そんな方は、自宅のインターネット回線をWiMAXに変更することを検討してみましょう。
そこで、GMO WiMAX2+はキャッシュバック金額が最大3万2,200円(※2017年9月時点)と、もらえる金額が大きくおすすめです。
GMO WiMAX2+(ジーエムオーワイマックスツープラス)は、東証一部上場企業のGMOインターネット株式会社が運営していて、サービスを提供しています。
GMO WiMAX2+のモバイルルーターは面倒な工事も不要で、おうちでも外でもどこでもWi-Fiが使えるというメリットがあります。
現在、ソフトバンク光の月額料金を4,000円ほどで使っているという方であれば、同じくらいの月額料金でGMO WiMAX2+に乗り換えることができる上に、使いやすさも増すでしょう。
GMO WiMAX2+の特徴
- 月額3,609円(税抜)~利用できる
- 端末代金が0円
- 端末は最短即日発送で全国送料無料
- 最大3万2,100円のキャッシュバック特典あり
- 月々割引あり
- 毎月プラン変更可能で、たくさん使う月と少ない月でプランの使い分けができる
引越し先でもauひかりを「新規」申し込んで利用する
auひかりを「移転手続き」をして引っ越し先でも継続利用すると、解約時の解約金はかかりませんが「新規扱い」にはならないので、各種キャッシュバックの対象外になってしまいます。
そこで、一度auひかりを解約して、再度引越し先で「新規」として申し込む方法があります。
一度契約したauひかりを新規扱いにする方法
移転先も転居前に利用していたご本人の名義で契約する必要がある場合は難しいですが、契約者名義が変わっても問題ない場合は「auひかり回線の契約者名義」だけを別の人にして、「新規」として契約する方法があります。
家電量販店やインターネットのau代理店経由で契約をすると「キャッシュバック特典のある他社に乗り換える」ことをしたのと同じくらいのキャッシュバックをゲットしつつ、引き続き、auひかりを利用することができる場合があります。
「auひかり回線の契約者名義」と「auひかり回線の利用料金支払い者」は別々にできますし、「auひかり回線の契約者名義」さえ別人なら「auひかり回線の利用料金支払い者」は転居前の名義人・支払い者と同一名義でも「新規」扱いになりますから、転居先で「移転」以外の方法でauひかりを利用されたい方はこの方法を検討してみるのもいいと思います。
上記のように、auひかりを一度解約して、契約者名義を別の人にして「新規扱い」で再契約し各種キャッシュバックが適用になった場合と、「移転手続き」をして引っ越し先での工事費用を支払った場合で、どちらがお得かを比較検討することをおすすめします。
ただし、キャンペーン割引の「auひかりスタートサポート」は、他社違約金を還元するキャンペーンであり、他社違約金の明細書の提出が必要になるため、auひかりを一度解約してから新規で再契約しても適用外になります。
また「auひかり(au one net)キャッシュバック」は、現在@niftyなどのau one net以外のプロバイダーで契約していて、現プロバイダー解約後にau one netを契約するという場合には適用になります。
auひかりの解約方法まとめ
auひかりの解約手続きについてご説明してきましたが、auひかりの解約方法をまとめると以下の通りです。
auひかり解約方法
- 契約しているプロバイダーに連絡する
- レンタル機器を返却する
注意点は、標準プラン以外の契約で、契約更新月以外にauひかりの解約をすると、解約金が発生してしまう点、auひかりを解約すると「au光電話」が使えなくなる点、「auスマートバリュー」の割引適用が外れてしまう点などがあります。
auひかり解約後の乗り換え先のおすすめは、キャッシュバック金額の大きいGMO WiMAX2+です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。