仮想通貨の基礎知識や始め方を初心者向けに解説!おすすめの取引所や仮想通貨もご紹介!

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近年、急激に普及している仮想通貨

みなさんは「仮想通貨」についてどこまでご存知ですか?

言葉は聞いたことがあるけど実際詳しくは知らない、という方もいるのではないでしょうか。

中には、興味があっても「儲かるって聞くけどなんだか怖い」「怪しくて始める勇気が出ない」など、不信感を持っている方もいますよね。

この記事では、そもそも仮想通貨とは何なのか、どのように始めるのかなどを、初心者向けに分かりやすく解説します!

仮想通貨とは

まず、仮想通貨とは一体何なのかをご説明します。

仮想通貨とは、インターネット上でやり取りのできる電子通貨のこと。

文字通り、現物が存在しない「仮想の通貨」ということです。

正式名称は「暗号通貨(Cryptocurrency)」ですが、一般的には「仮想通貨」と呼ばれています。

Bitcoin(ビットコイン)やRipple(リップル)、MONA(モナコイン、モナーコイン)など、現時点で1,500種類ほどの仮想通貨が存在しています。

その中には、まだ世の中には知られていないような時価総額が低い仮想通貨があり、雑草のような存在であることから「草コイン」と呼ばれています。

また、仮想通貨は、円やドルなどの法定通貨とは異なり、特定の国家による保証はありません

仮想通貨・株・FXの主な違い

仮想通貨・株・FXの主な違いはこちらです。

仮想通貨FX
投資対象仮想のお金
(データ)
各国通貨個別企業
取引時間24時間24時間平日9~11時半
12時半~15時
投資対象の数1,500種類以上50通貨4,000社以上
レバレッジ
倍率
1~25倍1~25倍1~3倍
変動要因需要金融政策など企業業績

仮想通貨の特徴

仮想通貨のメリット

仮想通貨はシステム上で発行数が決められているため、流通すればするほど価値が上がります。

そして、価格変動が大きいため、価値が暴騰すれば小額の資金が突然膨大な金額に換わる可能性があります。

現在はバブル期とも言えるほど仮想通貨市場は盛り上がっており、初心者でも大きな利益を手に入れている人が多いのが現状

また、銀行システムと異なり、24時間いつでも送金可能であることもメリットの1つです。

仮想通貨のリスク・デメリット

ただ、大きな利益を手に入れられる可能性がある一方で、値動きが激しいため価値が暴落することもあり、その場合は損失も大きくなります。

他には、ネットワークを利用する仮想通貨ならではの問題であるハッキングのリスクもあります。

不正アクセスやサイバー攻撃をされ、仮想通貨を盗まれる可能性もゼロではありません。

2018年1月には、人気取引所である「Zaif(ザイフ)」でAPIキーの不正利用、不正アクセスおよび不正出金被害が相次いで報告されています。

10名分のアカウントで37件の不正出金、9名分のアカウントで137件の不正注文、102個のAPIキーが不正利用されたと、公式も認めています。

さらに、北朝鮮がマイニングを悪用し、第三者のパソコンを不正利用するというサイバー攻撃を仕掛けていることが、2018年1月11日に判明しました。

仮想通貨の疑問

安全性は?

仮想通貨は「ブロックチェーン」「マイニング」によって安全性が保たれています。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、ネットワーク上で行われた仮想通貨の取引履歴を管理する技術です。

そしてその取引履歴は不特定多数のコンピューターに分散して管理されています。

このように、大事なデータを膨大な人数で分散して管理しているため、もし一部分がハッキングされたとしても他の部分からデータを復元できる仕組みになっています。

マイニング

仮想通貨は、ネットワーク上で取引され、そのすべての取引記録を整合性を取りながらブロックチェーンに正確に追記しなければなりません。

この追記作業を手伝うことを「マイニング(採掘)」と言います。

追記処理を成功させた人には、その報酬として仮想通貨が支払われます。

これは、新たに仮想通貨を生み出すシステムでもあります。

世界中には、自分のコンピュータースキルを生かしてマイニングに励んでいる人も多いようですよ。

税金はかかる?

仮想通貨投資で得た利益には税金がかかります

国税庁ホームページには以下のように記載されています。

[平成29年4月1日現在法令等]

 ビットコインは、物品の購入等に使用できるものですが、このビットコインを使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となります。

 このビットコインを使用することにより生じる損益(邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益)は、事業所得等の各種所得の基因となる行為に付随して生じる場合を除き、原則として、雑所得に区分されます。

(所法27、35、36)

引用元 No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係 │国税庁

仮想通貨にかかる税金は、所得税住民税

日本は累進課税制度を取り入れているため、利益が大きければ大きいほど税率が上がり、最高税率は55%(所得税45%+住民税10%)になります。

含み益は課税対象にはならず、利確したときに税金が発生します。

所得税の税率

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下20%427,500円
695万円を超え 900万円以下23%636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

住民税の税率

市町村民税6%
都道府県民税4%

また、仮想通貨投資による利益を得た場合、確定申告の必要がある場合があります。

年末調整済みの給与所得があり、仮想通貨投資による利益が20万円以下の場合は確定申告の義務はありません

確定申告が必要になる場合については、こちらをご確認ください。

仮想通貨投資の流れ

では早速、仮想通貨投資を始める準備をしましょう!

以下の簡単ステップで誰でも始めることができますよ。

1.口座(ウォレット)開設

会員登録(アカウント作成)

口座を開設するには、まず会員登録(アカウント作成)が必要です。

会員登録は、メールアドレスだけで登録できる取引所が多く、数分で完了します。

本人確認

会員登録が完了したら、本人確認を申し込むことで口座を開設することができます。

本人確認に必要なものはこちらです。

(※各取引所によって本人確認に必要なものが異なる場合があります。)

  • 電話番号認証
  • 身分証明書の提出(サイト上で提出可能)
  • 銀行口座登録(入出金の際に使用)
  • 本人確認ハガキによる住所確認

本人確認は審査ではありませんので、クレジットカード審査ように年収を聞かれたりすることはありません。

親の同意書と親子関係を証明する書類(戸籍謄本・住民票・母子手帳・健康保険証のいずれか)があれば、未成年でも口座開設することができます

【ポイント】アカウント作成と本人確認の申請は続けて行いましょう!

5分~10分程度で本人確認の申請まで完了するので、投資をするかどうか悩んでいる方も、まずは口座開設だけはしておくことをオススメします!

2.取引所に日本円を入金

口座開設が完了したら、取引所に日本円を入金することができます。

国内取引所がオススメ

仮想通貨取引所は、国内と海外の両方に存在します。

取り扱っている仮想通貨の種類は、海外取引所のほうが断然多いです。

日本の取引所の中で最も取り扱い数が多いCoincheck(コインチェック)でも13種類

それに対し、海外取引所で有名なBittrex(ビットトレックス)は200種類以上の仮想通貨を取り扱っているんです。

ただ、トラブルに対する補償や制度は、日本国内の取引所のほうがしっかりしています。

もしも海外取引所で仮想通貨が消えた・盗まれたとしても全て自己責任になることがほとんどですが、国内取引所の場合は補償をしてくれるところもあります。

一例を挙げると、コインチェックは2017年に、ユーザーアカウントへの「不正ログインにかかる損失」を最大100万円まで補償する制度を開始しています。

たしかに国内取引所は海外取引所に比べて仮想通貨の取扱数が少ないですが、「主要な仮想通貨は取り扱っている」+「補償制度がある」という点から、国内取引所を利用するのがオススメです。

3.入金した日本円で仮想通貨を売買

入金した日本円で、口座開設した取引所で取扱のある仮想通貨を売買することができます。

仮想通貨取引の指値注文・成行注文

仮想通貨を売買する際、指値注文成行注文の2種類があります。

指値注文とは、「自分はこの額で買いたい、または売りたい」という注文を出すことです。

それに対し成行注文は、価格を設定しないで売買の注文を出し、すぐに取引を成立させる方法です。

指値注文、成行注文は、それぞれ「Maker(メイカー)」、「Taker(テイカー)」と呼ばれます。

初心者向け!オススメ仮想通貨取引所

国内に20以上、海外も含めると100以上ある仮想通貨取引所の中から、オススメの取引所をご紹介します。

取引所名運営会社取り扱い
仮想通貨数
設立年月
Coincheck
(コインチェック)
コインチェック株式会社13種類2012年
8月
Zaif
(ザイフ)
テックビューロ株式会社5種類2014年
6月
bitFlyer
(ビットフライヤー)
株式会社bitFlyer6種類2014年
1月
GMOコインGMOコイン株式会社5種類2016年
10月

Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、初心者に最もオススメな日本最大級の取引所です。

タレントの出川哲朗さんがTVCMに起用されたことでも有名ですね。

コインチェックでは、ビットコイン(BTC)だけでなく、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)など、12種類のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)を扱っています。

【取り扱い仮想通貨】

Bitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)、Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)、Lisk(リスク)、Factom(ファクトム)、Monero(モネロ)、Augur(オーガ、オーガー)、Ripple(リップル)、Zcash(ジーキャッシュ)、NEM(ネム)、Litecoin(ライトコイン)、DASH(ダッシュ)、Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)

また、Maker手数料、Taker手数料ともに0.00%であることも魅力です。

セキュリティ認証の強化や、Google社が提供する認証アプリ「Google Authenticator」による二段階認証を採用しています。

さらに、経営者の顔が見えることで安心感を抱くユーザーも多いです。
コインチェック株式会社の代表取締役である和田晃一良さんは、自らのTwitterアカウント(@wadakooo)で様々なツイートをしていますよ。

ユーザー登録は非常にシンプルで、「メールアドレス」と「パスワード」を入力するだけでユーザー登録が完了します。

Facebook(フェイスブック)のアカウントで10秒登録することもできます。

Coincheck(コインチェック)の特長

  • 有名で安心できる
  • 仮想通貨の取扱数が多い
  • 「メールアドレス」と「パスワード」でユーザー登録完了

Coincheck(コインチェック)での口座開設はコチラから

Zaif(ザイフ)

Zaif(ザイフ)は、売買や決済サービス、コイン積立などの新機能を追加している成長型の国内取引所。

中でも、注目したいのが「Zaifコイン積立」です。

「Zaifコイン積立」とは、月々一定額を銀行から自動引き落としをしてコインを自動購入していくサービスです。

一定金額を買い続ける「ドル・コスト平均法」による投資の一種で、ザイフにしかないサービスです。

すべて自動で行われるため、面倒な手間は一切かかりません。

安定した収益を目指すものなので、仮想通貨に将来性を感じている方にオススメです!

【取り扱い仮想通貨】

Bitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)、NEM(ネム)、monacoin(モナコイン)、Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)

また、取引に役立つ機能も充実しており、「高機能チャート」や「通知機能」、「信用取引」などを利用して、スムーズに取引をすることができます

全仮想通貨のMaker手数料、Taker手数料が0%以下であることも人気の理由です。

Zaif(ザイフ)の特長

  • Zaif独自の「コイン積立」
  • Maker、Taker手数料が0%以下
  • メールアドレス入力で簡単登録

Zaif(ザイフ)での口座開設はコチラから

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)は、ユーザー数、取引量、資本金が3年連続No.1の国内取引所

女優の成海璃子さんがイメージキャラクターを務めるTVCMをご覧になったことがある方も多いのでは?

bitWireで1秒送金ができるが大きな特長です。

【取り扱い仮想通貨】

Bitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)、Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)、Litecoin(ライトコイン)、Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)、monacoin(モナコイン)

アカウント開設はメールアドレスだけで完了、個人情報を登録すればさらに多くの機能を利用することができるようになります。

アカウントクラスには「ウォレットクラス」と「トレードクラス」があり、それぞれ決済額などの制限が異なります。

公式サイトには「ビットコイン用語集」や「簡単取引所」などが掲載されており、初心者には助かる情報・機能が満載ですよ。

bitFlyer(ビットフライヤー)の特長

  • ユーザー数、取引量、資本金が3年連続No.1
  • bitWireで1秒送金
  • メールアドレスだけでアカウント開設

bitFlyer(ビットフライヤー)での口座開設はコチラから

GMOコイン

GMOコインは、東証一部上場企業であるGMOインターネット株式会社のグループ会社が運営している仮想通貨“販売所”

実は、取引所ではないのです!

「取引所」はユーザー間で取引が行われるのに対し、「販売所」はユーザーと販売所の間で取引が行われます

そして、GMOコインの最大の魅力は、提示した価格で取引ができること。

取引所で仮想通貨を売買する場合、最も有利な価格よりも不利な価格で取引が成立してしまうことがありますが、GMOコインでは提示価格で売買できます。

【取り扱い仮想通貨】

Bitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)、Litecoin(ライトコイン)、Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)、Ripple(リップル)

また、日本円の即時入金や出金などにかかる各種手数料が無料なのも嬉しいポイントですね。

さらに、今無料口座開設をするともれなく20,000Satoshiがもらえるキャンペーンも実施中ですよ!

※Satoshi:ビットコインの通貨単位の最小単位。1Satoshi=0.00000001BTC。

GMOコインの特長

  • 提示した価格で取引ができる
  • 各種手数料が無料
  • プレゼントキャンペーン実施中

GMOコインでの口座開設はコチラから


他にも、国内取引所のbitbank(ビットバンク)や中国の取引所であるBinance(バイナンス)も人気があります。

複数の仮想通貨取引所で口座開設するのがオススメ

仮想通貨投資をする際は、複数の仮想通貨取引所で口座開設するのがオススメです。

その理由は、「リスクの軽減」

仮想通貨のリスク・デメリットでも述べたように、仮想通貨は現物がないため、ハッキングやサイバー攻撃で盗まれてしまう可能性があります。

資産を複数の口座に分散させておくことが重要ですよ。

主要な仮想通貨をチェック!

名前・通貨単位特徴
Bitcoin
(ビットコイン)
BTC
  • 世界初の仮想通貨
  • 時価総額ランキング第1位
Ethereum
(イーサリアム)
ETH
  • スマートコントラクト技術を採用(取引と同時に契約内容まで管理できる)
  • 通貨ではなく開発用のプラットフォーム
Ripple
(リップル)
XRP
  • ビットコインのスケーラビリティや消費電力の問題を克服
  • ブリッジ機能を採用(リップル内でドルやユーロ、ビットコインと交換可能)
  • 優れた送金技術(4秒で送金完了)
Bitcoin Cash
(ビットコインキャッシュ)
BCH
  • 2017年にビットコインから分岐して誕生した仮想通貨
  • ビットコインの容量不足問題解決
  • 1ブロックの容量はビットコインの8倍
Litecoin
(ライトコイン)
LTC
  • 送金時間をビットコインの4倍短縮
  • マイニングの電力を抑えることが出来る
NEM
(ネム)
XEM
  • 正式な仮想通貨名は「XEM(ゼム)」
  • ハーべスティングと呼ばれる新規発行の仕組みを持つ
Dash
(ダッシュ)
DASH
  • 匿名性が特徴の仮想通貨
  • 2015年に「Darkcoin(ダークコイン)」から「Dash(ダッシュ)」へ改名
  • 1秒未満で承認が完了

まとめ:まずは口座開設!取引所や仮想通貨は自分のスタイルに合わせて選ぼう

仮想通貨の基礎知識やオススメの取引所などをご紹介しましたが、まずは口座開設をしましょう!

まだ仮想通貨についてピンと来ていない方もいらっしゃるかもしれませんが、口座開設は無料でできる上に手間もかかりません

投資をするかどうかは開設後に決めても遅くないと思いますよ。

また、どの取引所を利用するか、どの仮想通貨を買うかは、みなさんそれぞれのスタイルに合わせてみてください。

短期で大きな利益を得たい人

短期で大きな利益を手に入れたい方は、マイナーな仮想通貨を買っていることが多いです。

宝くじ的な感覚で、100~300倍にして一獲千金を狙うことができます。

少しでも確実に儲けたい人

仮想通貨の価値は突然暴落することもあるため、“絶対に”儲けることができる保証はありませんが、少しでも確実に儲けたい方には現在バブルが来ているメジャーな仮想通貨がオススメです。

メジャーな仮想通貨は、価値が落ちにくい代わりに上がりにくい傾向があります。

短期トレードで儲けるというよりは、長期に渡って持っておき2~3倍にするのが狙いです。


どの取引所にするか迷った場合は、まず「Coincheck(コインチェック)」で口座開設してみましょう。

チャートや取引画面がシンプルでわかりやすいため、初心者にオススメです。

初めての仮想通貨投資はコインチェックだったというトレーダーも多いようですよ。

みなさんもこれを機に、仮想通貨投資を始めてみてはいかがでしょうか?

Coincheck(コインチェック)での口座開設はコチラから

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