無線のインターネットとして今人気のWiMAX(ワイマックス)は、自宅の固定回線と交換して「Wi-Fi(ワイファイ)ルーター」として使えるということを、みなさんご存知でしょうか?
今回は、自宅でWiMAX を使用するメリットや、自宅で快適にWi-Fiを使うのにおすすめのWi-Fiルーター(無線LAN)や、おすすめのWiMAX事業者を詳しくご紹介します!
目次
自宅でWiMAXを使用するメリット
まずはじめにWiMAX(ワイマックス)って何?
まずはじめにWiMAX(ワイマックス)について、詳しく解説しますね。
今人気のWiMAX(ワイマックス)とは、KDDIグループのUQコミュニケーションズがサービスを提供している無線のインターネットで、簡単に言うと、サービス提供エリア内の日本全国で使える持ち出せるWi-Fiです。
2017年7月2日に、UQコミュニケーションズから「WiMAX全国人口カバー率90%達成のお知らせ」というニュースリリースも発表されています。
WiMAXを便利に使えるサービスエリアマップは、こちらから確認できます。
参考 WiMAX および UQ mobileのサービスエリア
WiMAXは都市部に強い「WiMAX 2+」と、山間部などに強い「au 4G LTE」の2種類の回線を使うことができます。
「WiMAX 2+」は電波をしっかり拾えれば新幹線や高速道路移動中の車内で使用することもできますが、トンネルや提供エリアとして弱いエリアなどを通過する際は電波が途切れがちになります。
新幹線での高速移動中は、新幹線車内で提供される公衆無線LANサービスを利用する方法もあります。
契約している事業者によって、公衆無線LANを利用するための「UQ Wi-Fiプレミアム」というオプションサービスが無料提供・有料提供、または提供されていないという違いがありますので、公衆無線LANサービスをよく利用する方は事前に確認しておくといいです。
参考 よくあるご質問
どの事業者のWiMAXも、下り最大440Mbpsの高速データ通信で、面倒な工事不要でポケットWi-Fi端末が届いたら簡単設定ですぐに使えます。
WiMAXは“回線全体を管理している大元であるUQコミュニケーションズが提供する回線”と、“UQコミュニケーションズから回線を借りてサービスを提供しているMVNO(仮想移動体通信事業者)の回線”があります。
自宅で固定回線と交換してWiMAXを使用するメリット
WiMAXの月額料金は、だいたい4,000円ほどの場合が多いです。
現在、自宅で使っている固定回線が月々4,000円くらいの方は、同じくらいの月額利用料で、WiMAXに乗り換えることで利便性が増すでしょう。
WiMAXと固定回線の大きな違いとして、WiMAXは「モバイルルーター」として外に持ち出すことができますが、固定回線は自宅から外に持ち出すことができません。
WiMAXのモバイルルーターを外出時に自宅から持ち出して使うと、携帯会社で契約しているデータ容量が一番少ない料金プランに契約変更して月額料金を下げられたり、通信無制限の契約なら通信速度制限を気にしなくてもよくなったりします。
WiMAXはスマホやタブレットなどのモバイル端末を、同時に最大10台ほどつなげることができるため、外出時にお友達とWi-Fi環境を共有することもできますね。
一戸建てにお住まいの方で、光回線を使用している場合は、月額8,000円ほどかかっているケースもあります。
そのような場合は、WiMAXに乗り換えることで月額利用料がお安くなります!
自宅でWiMAXを使うには?
自宅でWiMAXを使うには、クレードルという機器を使う必要があります。
クレードルとは、Wi-Fi端末を自宅で充電しながら、無線LANルーターとして使うことができる機器です。
クレードルは、一般的に3,000円~4,000円くらいのお値段で、WiMAXを契約した時のキャンペーン特典によって、無料でもらえる場合があります。
自宅にお部屋が何室もある場合や、一戸建て(2階建て・3階建て)の場合は、クレードルに「Wi-Fiルーター(無線LAN親機)」を接続しましょう。
クレードルに無線LAN親機を接続することで、家中にWi-Fiが飛んでいる状況になります。
ワンルームなら、無線LAN親機を使わなくても、WiMAXとクレードルだけで十分快適にWi-Fiを使うことができるでしょう。
ゲームなど、大容量のデータ通信を日々行うという方は、今お使いの光回線(固定回線)のほうが向いていますが、YouTubeやAmazonビデオを楽しむというような使い方をする方なら、WiMAXで十分快適にWi-Fiを使うことができます。
WiMAXは通信制限が入ったとしても6MBの速度が出るので、通常使用には耐えることができるでしょう。
おすすめWi-Fiルーター(無線LAN親機)
無線LAN親機の種類は、電波の強さで分けて「弱・中・強」と分類することができます。
それでは、おすすめのWi-Fiルーター(無線LAN親機)を、電波の強さ別にご紹介していきます。
【1LDK・一人暮らし】特にこだわりがなく、値段を安く抑えたい方向け
I-O DATA Wi-Fi 無線LAN ルーター Nintendo Switch 動作確認済 11n/g/b 300Mbps (2階建/3LDK向け) ペイバック保証&土日サポート WN-G300R3
I-O DATA Wi-Fi 無線LAN ルーター Nintendo Switch 動作確認済 11n/g/b 300Mbps (2階建/3LDK向け) ペイバック保証&土日サポート WN-G300R3 ★★★★☆ |
BUFFALO 11n/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) Giga Dr.Wi-Fi 300Mbps 【Nintendo Switch動作確認済】 WSR-300HP/N
どちらも最大速度が300Mbpsまで対応しているWi-Fiルーター(無線LAN親機)です。
普段インターネットで検索したり、動画を観たりするという使い方なら、上記のWi-Fiルーターで問題なく使えます。
インターネット接続もLANケーブルをつなげるだけで使えて、初めての方でも簡単に設定ができるので安心ですね。
特にこだわりがなくて、安さを重視したいという方であれば、1つ目の「I-O DATA Wi-Fi 無線LAN ルーター」がおすすめです。
特にこだわりはないけれど、安心したいという方であれば、2つ目の「BUFFALO 11n/g/b 無線LAN親機」がおすすめです。
- 価格が2,000円~3,000円前後
- 初心者の方でも簡単にWi-Fiに接続ができる
- 「一人暮らし」や「1LDK」の方向け
- 最大速度300 Mbps
- インターネットや動画を観るのに持ってこいの商品
【3LDK~4LDKや2階建て・3階建て】快適な使い心地を重視したい方向け
BUFFALO 11ac/n/a/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) ビームフォーミング対応 866+300Mbps WHR-1166DHP4
TP-Link WIFI 無線LAN ルーター 11ac/n/a/b/g 867 + 300Mbps デュアルバンド ギガビット アプリ対応 USBポート 3年保証 Archer C1200 (利用推奨環境5人・4LDK・3階建)
TP-Link WIFI 無線LAN ルーター 11ac/n/a/b/g 867 + 300Mbps デュアルバンド ギガビット アプリ対応 USBポート 3年保証 Archer C1200 (利用推奨環境5人・4LDK・3階建) ★★★★☆ |
最大速度が1つ目は866+300Mbps、2つ目は867+300Mbpsまで対応している無線LAN親機です。
高速通信が利用できるハイパワータイプの無線LAN親機です。
どちらも、無線LAN親機とスマホやタブレットなどのモバイル端末を繋ぐ距離や障害物によって、電波が届きにくい場所でも、モバイル端末の位置や距離を自動判別して電波を届けることができる「ビームフォーミング機能」がついています。
3LDKや2階建てにお住まいで、3名ほどでWi-Fiを使うという方であれば、1つ目の「BUFFALO 11ac/n/a/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) ビームフォーミング対応」がおすすめです。
4LDKや3階建てにお住まいで、5名ほどでWi-Fiを使うという方であれば、メーカーによる保証が3年ついていて便利な2つ目の「TP-Link WIFI 無線LAN ルーター 11ac/n/a/b/g 867 + 300Mbps デュアルバンド ギガビット アプリ対応 USBポート 3年保証 Archer C1200」がおすすめです。
- 価格が5,000円弱~6,000円ほど
- 初心者の方でも簡単にWi-Fiに接続ができる
- 「3LDK~4LDK」・「2階建て~3階建て」にお住まいの方向け
- 最大速度866 Mbps~867 Mbps
【4LDK・3階建て】爆速通信にしたい方向け
BUFFALO 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1733+800Mbps Giga ブラック【 Nintendo Switch動作確認済】 WSR-2533DHP-CB
TP-Link WiFi 無線LAN ルーター 11ac/n/a/b/g デュアルバンド(1300Mbps+600Mbps) Archer C9 (Nintendo Switch 動作確認済:利用推奨環境:12人/4LDK/3階建)
TP-Link WiFi 無線LAN ルーター 11ac/n/a/b/g デュアルバンド(1300Mbps+600Mbps) Archer C9 (Nintendo Switch 動作確認済:利用推奨環境:12人/4LDK/3階建) ★★★★☆ |
最大速度が1つ目は1733+800 Mbpsで、2つ目は1300+600 Mbpsまで対応している無線LAN親機です。
どちらもギガ対応の無線LAN親機で、大容量を短時間で高速転送することができるため、たくさんのモバイル端末と接続しても、常に高速通信でインターネットを利用できます。
ビームフォーミング機能がついているので、効率的にWi-Fiに接続することができます。
また、高速データ通信ができるAC規格なので、動画ストリーミング再生やオンラインゲームなどの併用にも最適です。
爆速通信を重視し、6名ほどでWi-Fiを使うという方であれば、1つ目の「BUFFALO 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1733+800Mbps Giga ブラック【 Nintendo Switch動作確認済】 WSR-2533DHP-CB」がおすすめです。
爆速通信を重視し、12名ほどでWi-Fiを使うという方であれば、2つ目の「TP-Link WiFi 無線LAN ルーター 11ac/n/a/b/g デュアルバンド(1300Mbps+600Mbps) Archer C9 (Nintendo Switch 動作確認済:利用推奨環境:12人/4LDK/3階建)」がおすすめです。
- 価格が10,000円~13,000円ほど
- 簡単に設定ができる
- 「4LDK」・「3階建て」にお住まいの方向け
- 爆速通信でAC規格のため、動画ストリーミング再生やゲームなどの併用が可能
WiMAXとWi-Fiルーターまとめ
WiMAXは下り最大440Mbpsのサービスなので、最大1Gbpsという光回線を快適に使うためのWi-Fiルーターは現状ではオーバースペックです。
ただし、WiMAXは成長中のサービスで、今後も下り最大速度は向上する可能性がありますし「WiMAXの将来性」や「大は小を兼ねる」という考えで高性能のWi-Fiルーターを使用するのもありだと思います。
Wi-Fiルーターは価格帯によって電波の強さが「弱・中・強」と分かれていますが、価格が高いものほど、やはり高性能で電波の強さも強いです。
WiMAXを自宅回線として使用する場合に一番問題となるのは「電波がしっかり行き渡るかどうか」にあると思うので、Wi-FiルーターはWiMAXの下り最大440Mbpsを活かすことのできるスペックを選び、電波が行き渡るかどうかは使用してみた上で、足りないところを無線中継器(後述しています)でカバーする方法がおすすめです。
お部屋が数部屋あったとしても、Wi-Fiルーター親機無しで快適に使えてしまうケースも多いので、まずは「WiMAXだけ」の環境を試してみて、電波の強さやカバー範囲を確認しながらクレードルや無線LANルーター親機、無線中継器を買い足す方法がいいと思います。
Wi-Fiの通信速度が遅い場合には?
LANケーブルを交換しよう
「性能の高い無線LAN親機を使っているのに、思っているほど速度が出ない・・・」ということがあります。
そのような場合、速度が落ちている原因は、Wi-Fiルーターをつないでいる「LANケーブル」である場合が多いです。
LANケーブルには「カテゴリ」という規格が分かれていて、使う機器に合わせてLANケーブルを選ばなければなりません。
基本的にカテゴリ5e(CAT5e)以上のLANケーブルであれば、1Gbpsに対応しているため、問題なく使えます。
1Gbpsに対応しているLANケーブルの規格は、以下の通りです。
- カテゴリ5e(CAT5e)
- カテゴリ6(CAT6)
- カテゴリ7(CAT7)
上記の3種類にスペックの違いはありますが、カテゴリ6を選択しておけば問題ないでしょう。
LANケーブルを買い替えたのに速度が変わらないという場合は、大元であるONU(光回線終端装置)とWi-FiルーターをつなげているLANケーブルのカテゴリ規格を確認してみましょう。
2階建て・3階建ての場合は、無線中継機で電波を飛ばそう
2階建てや3階建てにお住まいの方で、Wi-Fiの電波が悪いという場合には「無線中継機」を導入しましょう。
一戸建てにお住まいで2階や3階があって、壁によって電波が届きにくくなっている場合、2階や3階に無線中継機を設置することで、Wi-Fiが家中に届くようになります。
以下の無線中継機はコンセントに差し込むタイプで、セットアップも配置も簡単にできます。
おすすめWiMAX事業者
ここではおすすめのWiMAXである「Broad WiMAX」と「GMO WiMAX2+」をご紹介していきます!
Broad WiMAX(キャッシュバックのもらい忘れ防止&月額料金の安さ重視)
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)について詳しく解説していきますね。
端末は最短即日発送で全国送料無料、かつ、業界最安級の月額2,726円(税抜)でギガ放題プランを利用できるので、「月額料金の安さを重視したい!」という方にはおすすめです。
最大3ヶ月間月額2,726円(税抜)で、ギガ放題プランが使えます。
3ヶ月目以降は月額3,411円(税抜)になります。
問い合わせたところ、他社だと、平均的に2日~3日はかかる端末の発送もBroad WiMAXなら、最短即日発送で端末を発送してもらえる点がBroad WiMAXの強みとのことでした。
日本全国送料無料で、離島にお住まいの方ももちろん無料で端末を届けてもらえます。
Broad WiMAXの特徴
- 業界最安級の月額2,726円(税抜)で利用できる
- 端末は最短即日発送で全国送料無料
- 全ての端末代金が0円
- 初期費用無料キャンペーン(18,857円割引)で契約時にかかる初期費用を抑えての契約が可能
GMO WiMAX2+(キャッシュバック特典重視)
次にGMO WiMAX2+(ジーエムオーワイマックスツープラス)について詳しく説明していきます。
最大3万2,100円のキャッシュバックの特典があり「特典を重視したい!」という方におすすめです。
東証一部上場企業GMOインターネット株式会社が運営しています。
先に紹介したBroad WiMAXと同様に、GMO WiMAX2+も端末が最短即日発送で、全国送料無料です。
離島にお住まいの方も送料無料なので、心配はないですね。
GMO WiMAXの受付が完了したら申込時に申請した「配送状況連絡先メールアドレス」へメールでお知らせが届くので、安心です。
届くメールから、配送状況を自分でインターネット上で調べることができるため、とても便利な仕組みとなっています。
問い合わせたところ、GMO WiMAX2+は、他社に比べて最大3万2,100円とキャッシュバックされる金額が大きく、月々割引がある点がGMO WiMAX2+の強みとのことでした。
キャッシュバックされるタイミングは、端末発送月を含む11ヶ月目に登録してあるメールアドレスにキャッシュバックの案内が届いて、そこから口座登録した翌月末に現金が直接口座に振り込まれます。
キャッシュバックを受けるには、1年ほどかかり、手続きが必要になるので、キャッシュバックをもらい忘れないようにしましょう。
キャッシュバック特典の中には、WiMAXを自宅で充電しながら無線LANルーターとして使うのに便利なクレードルが無料でついてくるプランがあり、これが無料でついてくるのに加えて現金キャッシュバックもあるのでかなりお得ですね!
GMO WiMAX2+の特徴
- 月額3,609円(税抜)~利用できる
- 端末代金が0円
- 端末は最短即日発送で全国送料無料
- 最大3万2,100円のキャッシュバック特典あり
- 月々割引あり
- 毎月プラン変更可能で、たくさん使う月と少ない月でプランの使い分けができる
※キャンペーンは、2017年9月現在のもので、変更されている場合があります。
まとめ
Wi-Fiルーター(無線LAN)の接続方法が複雑そうで不安という方も多いかと思いますが、今回は簡単に設定や接続ができる商品をご紹介しています。
ご自身の求める条件に合う最適な商品を選んでくださいね。
今後もさまざまなお得な情報を発信していきますので、よろしければ、参考にしていただけると幸いです。
契約する前に、WiMAXの使い心地を確かめたいという方は「Try WiMAXレンタル」で、WiMAXを15日間無料でお試しできるので、このサービスを利用してみてから契約するかどうかを決めることもできます。
「Try WiMAXレンタル」についての詳しい内容は、こちらの記事をご覧ください。
コメント
自宅もエリア内だっので契約しました。が、夜間の最高で1Mの速度しか出ず!置場所、向き、高さなど色々試しましたが無駄でした。クーリングオフのような初期契約解除制度があったので利用させて頂きました。
それまでもOCNモバイルONEのデータ通信を利用してて、速度は出て1.5Mですが¥980なので我慢して利用しています。
自宅はどうやら電波の僻地らしい。
大変でしたね。。。
確かに実際に使ってみないとわからないですよね。
これから、WiMAXの契約をご検討される方は「Try WiMAXレンタル」で、WiMAXを15日間無料でお試しできるサービスもあるので、利用してみてから契約するかを決めるのも良さそうです。
詳しい内容は、記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
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